#95 本を読むベストタイミング!「寝る前」
あなたは、どんなときに本を読んでますか?
「休日にがっつり読む」
「スキマ時間にコツコツ読む」
など、きっと人それぞれですよね。
どんなときに読んでも、
読書自体が素敵な習慣です。
ただもし、
「もっと効率的に読みたい!」
と思っていたら、
✅ 寝る前に読むようにする
と、いいかもしれません。
記憶に残りやすくなる
「寝る前に勉強するといい」って、
よく言いますよね。
読書も同じで、
寝る前に読むと、
本の内容が頭に残りやすくなります。
これは「レミニセンス現象」と言って、
寝ると記憶が強化されることは、
さまざまな研究で証明されています。
2008年のシカゴ大学の研究では、
「睡眠によって、
テレビゲームの成績がどう変わるか」
を調べました。
2つのグループに分かれた参加者は、
それぞれ次の時間でゲームをします。
① 朝9時 → 夜9時 →(睡眠)→翌朝9時
② 夜9時 →(睡眠)→ 翌朝9時 → 夜9時
すると、①のグループは、
12時間後の夜9時に、スコアが50%低下。
そして睡眠をとった翌朝は、
スコアが戻っていました。
では、②のグループはどうだったかというと、
睡眠をとった翌朝9時に、
20%もスコアが上昇。
さらに、
12時間後の夜9時にプレイしても、
スコアは下がらなかったそうです。
つまり、
✅ 寝る前に「勉強」や「練習」をすると、
習得しやすくなる
というわけです。
中途半端なところで止めると効果アップ
さらに効果的なのは、
中途半端なところで止めて寝ること。
勉強でも読書でも、
キリの良いところまで
進めたくなりますよね。
ただ、記憶に定着させたいときは、
途中で切り上げる方が効果があります。
フランスのリヨン大学の研究では、
参加者に、次のように勉強してもらいました。
① 中途半端なところで止めて寝る
② 次の日、止めたところから再開する
すると、
普通に勉強したときに比べて、
成績が2倍に上がったそう。
これは、
キリの悪いところで終わらせることで、
「続きはどうなるんだろう?」
「どうすれば解けるんだ?」
といった疑問が無意識に出てきて、
脳が処理しようとするからです。
逆にキリが良いところまでやると、
「今日はここまで終わらせた!」
と満足するので、
キリが悪いときほど
情報処理がされなくなります。
つまり、
✅ 寝る前に、中途半端なところまで進める
ことで、さらに効率的に覚えられるのです。
紙の本かKindleがおすすめ
ちなみに、寝る前に読書をするなら、
✅ 紙の本か、Kindleがおすすめ
です。
スマホやタブレットでも読書はできますが、
✖️ブルーライトで目が冴えてしまう
✖️SNSやネットをつい見てしまって、
興奮して眠れなくなる
といったことが起きるからです。
睡眠の質を高めるのも、
記憶の定着にはとても大事な要素。
Kindleは、
スマホと比べて目に優しいですし、
SNS見てしまう心配もなく、
寝る前の読書には向いてます。
紙の本やKindleを使って、
睡眠の質も高めましょう。
まとめ
効率的に読書をしたいときは、
✅ 寝る前
がおすすめです。
さらに、
✅ 中途半端なところで止める
ようにすると、
さらに記憶に残りやすくなります。
ちなみに、寝る前の読書は
✅ 紙の本
✅ Kindle
がおすすめです。
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