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#70 失敗からすぐ立ち直る!「レジリエンス」

失敗したり、挫折したあと、
「よし、また頑張ろう!」と思えますか?


それとも、
「失敗したし、やめとこうかな…」
「うまくいかないだろうな…」

と思いますか?


うまくいかないと、つらいですよね。
立ち直るまでに時間がかかることも、
心がポッキリ折れてしまうこともあるでしょう。


「メンタルが弱いから仕方ない」
と思う方もいるかもしれませんが、


「立ち直る力」は、
誰でもきたえることができます。


立ち直る力「レジリエンス」

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失敗から立ち直る力のことを、
心理学では「レジリエンス」と言います。


レジリエンスが高い人ほど、
失敗からの立ち直りが早く、
次々とチャレンジできます。


一方でレジリエンスが低いと、1回の失敗で

「もうダメだ」
「こんな気持ちになるのはイヤだ」

と、チャレンジを諦めやすくなります。


よく、
「成功する人は、失敗もたくさんしてる」
と言いますよね。


失敗しても諦めず、チャレンジし続けることは、
どんな分野でも大切なことです。


そして、そのために重要なのが、
レジリエンスを高めること。

高めるためには、次の3つの方法が効果的です。


✅ 感情を書き出す

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失敗や挫折をしたら、
落ちこんだり、自分を責めてしまいますよね。


ここで大切なのが、感情を書き出すことです。
例えば、

「また仕事でミスした。
 自分のダメさに落ちこむ」

「ダイエット中なのにお菓子食べてしまった、
 意志が弱くてつらい」

「筋トレを継続できなかった。
 どうすれば続けられるようになるんだろう…」

など、
紙でもスマホのメモでも、何でもいいので、
思ってることや感じてることを
そのまま書きます。


すると、

「ぼんやりと不安」
「なんとなく落ちこむ」

といったボヤッとした感情が具体化されて、
客観的に見られるようになります。


これは「筆記開示」というテクニックで、
ネガティブな感情が軽くなったり、
幸福感が高まる効果がある
と、
数多くの研究でわかっています。


✅ 運動

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運動には、行動力を高めて
ストレスを軽減する効果
があります。


ジョージア大学の研究では、
20分の軽い有酸素運動をすると、
そのあとの3〜4時間は
行動力や認知能力、考察力が
高まる
ことがわかったそう。


また別の研究でも、
週に3回30分のウォーキングをすると、
ストレスが減って脳機能も改善することが
わかっています。


つまり、
週に数回20〜30分運動するだけで、
ストレスが軽くなる上に行動力が高まって、
またチャレンジできるようになる
のです。


✅ 瞑想

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瞑想を続けると、
感情や不安をコントロールする「前頭葉」が
きたえられて、
メンタルが強くなる
ことがわかっています。


ジョンズ・ホプキンス大学のメタ分析では、
1日に30〜40分の瞑想を8週間続けると、
薬物治療と同じレベルで、
不安やうつがやわらぐ
ことがわかったそう。


また、前頭葉がきたえられることで、
意志力や注意力も向上します。


瞑想にも種類がいくつかありますが、
1番やりやすいのは「呼吸瞑想」でしょう。


やり方を簡単に紹介しますね。

① 背すじを伸ばして座る

② 呼吸に集中する
(お腹がふくらむ感覚に注目したり、
「吸ってる」「吐いてる」と頭の中で言う)

③ 他のことを考えたら、
     ゆっくり呼吸に集中をもどす

最初は3分とか5分からはじめると、
だんだん慣れて、
長い時間できるようになります。


まとめ

失敗したり挫折したあと、
なかなか立ち直れないときは、
「レジリエンス」をきたえましょう。

次の3つの方法で、きたえることができます。

✅ 感情を書き出す
✅ 運動
✅ 瞑想

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この記事はこちらの本を参考にしました↓





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はまー@メンタル・生活改善サポーター
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