![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/42743866/rectangle_large_type_2_7d6393294e8fa4a26a9de1cd4514dc41.png?width=1200)
#70 失敗からすぐ立ち直る!「レジリエンス」
失敗したり、挫折したあと、
「よし、また頑張ろう!」と思えますか?
それとも、
「失敗したし、やめとこうかな…」
「うまくいかないだろうな…」
と思いますか?
うまくいかないと、つらいですよね。
立ち直るまでに時間がかかることも、
心がポッキリ折れてしまうこともあるでしょう。
「メンタルが弱いから仕方ない」
と思う方もいるかもしれませんが、
「立ち直る力」は、
誰でもきたえることができます。
立ち直る力「レジリエンス」
失敗から立ち直る力のことを、
心理学では「レジリエンス」と言います。
レジリエンスが高い人ほど、
失敗からの立ち直りが早く、
次々とチャレンジできます。
一方でレジリエンスが低いと、1回の失敗で
「もうダメだ」
「こんな気持ちになるのはイヤだ」
と、チャレンジを諦めやすくなります。
よく、
「成功する人は、失敗もたくさんしてる」
と言いますよね。
失敗しても諦めず、チャレンジし続けることは、
どんな分野でも大切なことです。
そして、そのために重要なのが、
レジリエンスを高めること。
高めるためには、次の3つの方法が効果的です。
✅ 感情を書き出す
失敗や挫折をしたら、
落ちこんだり、自分を責めてしまいますよね。
ここで大切なのが、感情を書き出すことです。
例えば、
「また仕事でミスした。
自分のダメさに落ちこむ」
「ダイエット中なのにお菓子食べてしまった、
意志が弱くてつらい」
「筋トレを継続できなかった。
どうすれば続けられるようになるんだろう…」
など、
紙でもスマホのメモでも、何でもいいので、
思ってることや感じてることを
そのまま書きます。
すると、
「ぼんやりと不安」
「なんとなく落ちこむ」
といったボヤッとした感情が具体化されて、
客観的に見られるようになります。
これは「筆記開示」というテクニックで、
ネガティブな感情が軽くなったり、
幸福感が高まる効果があると、
数多くの研究でわかっています。
✅ 運動
運動には、行動力を高めて
ストレスを軽減する効果があります。
ジョージア大学の研究では、
20分の軽い有酸素運動をすると、
そのあとの3〜4時間は
行動力や認知能力、考察力が
高まることがわかったそう。
また別の研究でも、
週に3回30分のウォーキングをすると、
ストレスが減って脳機能も改善することが
わかっています。
つまり、
週に数回20〜30分運動するだけで、
ストレスが軽くなる上に行動力が高まって、
またチャレンジできるようになるのです。
✅ 瞑想
瞑想を続けると、
感情や不安をコントロールする「前頭葉」が
きたえられて、
メンタルが強くなることがわかっています。
ジョンズ・ホプキンス大学のメタ分析では、
1日に30〜40分の瞑想を8週間続けると、
薬物治療と同じレベルで、
不安やうつがやわらぐことがわかったそう。
また、前頭葉がきたえられることで、
意志力や注意力も向上します。
瞑想にも種類がいくつかありますが、
1番やりやすいのは「呼吸瞑想」でしょう。
やり方を簡単に紹介しますね。
① 背すじを伸ばして座る
② 呼吸に集中する
(お腹がふくらむ感覚に注目したり、
「吸ってる」「吐いてる」と頭の中で言う)
③ 他のことを考えたら、
ゆっくり呼吸に集中をもどす
最初は3分とか5分からはじめると、
だんだん慣れて、
長い時間できるようになります。
まとめ
失敗したり挫折したあと、
なかなか立ち直れないときは、
「レジリエンス」をきたえましょう。
次の3つの方法で、きたえることができます。
✅ 感情を書き出す
✅ 運動
✅ 瞑想
**********************
この記事はこちらの本を参考にしました↓
いいなと思ったら応援しよう!
![はまー@メンタル・生活改善サポーター](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43669054/profile_aa93905e16e7cf090f90adacc8e5b83b.png?width=600&crop=1:1,smart)