#13 タイプ別「習慣の身につけ方」
習慣を身につけるとき、苦労してませんか?
「運動」とか「朝活」とかは、
身につくまでがなかなか大変ですよね。
私も挫折した習慣がいくつもあるのですが、
「身につけ方はタイプによって違う」
ということを知ってから、
タイプに合わせた方法で習慣づけをしてます。
人は4つの傾向にわかれる
グレッチェン・ルービン、花塚恵 著
『人生を変える習慣のつくり方』では、
人は4つの傾向にわかれると書かれています。
その基準は、
「外から課される期待に応えるか、
自分で自分に課す期待に応えるか」
外から課される期待は、
「交通ルール」や「締め切り」などの
他人が決めたもの。
自分で自分に課す期待は、
「新年の抱負」や「ダイエットの決意」などの
自分で決めるものです。
これで分けられた4つのタイプを、本ではそれぞれ
・アップホルダー
・クエスチョナー
・オブライジャー
・レブル
と紹介しています。
アップホルダー(約束を守る人)
外からの期待と自分の期待、
両方に応えようとします。
ルールを大事にしていて、
決められたルールも自分が決めたルールも、
両方守ろうとします。
アップホルダーは、
✅1日のプランを立てる
✅毎日のやることリストを作る
などの決めごとを作ると、習慣が身につきます。
クエスチョナー(疑問を持つ人)
外からの期待には応えないけど、
自分の期待には応えます。
納得できるかが何より大事で、
「自分のためになる」
と実感すると続けられます。
一方で、どんなに良いと言われてても
「それって違わない?」
と疑問を持ったら、やりません。
クエスチョナーは、
✅試しにやってみる
✅徹底的に調べる
ことで効果を実感・納得すると習慣化できます。
オブライジャー(義務を果たす人)
外からの期待には応えますが、
自分の期待には応えません。
「自分のため」よりも、
「周りの手本になる」
「人と一緒にやらないといけない」
ときの方が行動できます。
オブライジャーは、
✅子どもと一緒に野菜を食べて手本になる
✅友達と一緒にランニングする
など、人を巻き込むと習慣化しやすいです。
レブル(抵抗する人)
外からの期待、自分の期待、両方答えません。
自由が命。
「やりたいことを自由にやる」のが大事なので、人から頼みごとをされたり、
毎日同じことをするのに抵抗感を覚えます。
レブルの場合、
✅その日その日でやりたいことをやる
を毎日くり返すことで、
結果的に習慣化につながります。
身につけ方はタイプによって違う
習慣を身につけるとき、
「あの人のやり方、全然効果無いんだけど」
ってことありませんか?
それはタイプが違うからかもしれません。
タイプによって性質が全然違うので、
同じやり方でも合う合わないがあります。
例えば、
「毎日寝る前に読書する」
と決めます。
ルールを守るアップホルダーには合っても、
縛られるのに抵抗感があるレブルには
合いません。
「友達と一緒に運動する」のは、
オブライジャーには効果的ですが、
クエスチョナーにはピンと来ません。
身につけたい習慣があったら、
まず自分のタイプを知ることで、
合うやり方が見つけられるかもしれません。
ちなみに本の巻末には、
4つのタイプの診断テストが付いてます。
自分がどのタイプかちゃんと知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
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この記事はこちらの本を参考にしました↓