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キックボクシングにジャブが試合で大切だと感じた理由と打ち方の注意点について話す

断酒して戦うコンビニ店長、はまとしです。

30代からダイエット目的でキックボクシングを未経験で始めました。

ハマりにハマって毎年アマチュアの試合に出場しています。

もともとサウスポーの私は、オーソドックスの方と練習をすることが多いです。

そうなると、ジャブよりも左ストレートのほうが構える向きのせいで当たるので、ジャブはあまり意識打つことはありませんでした。

どちらかというと、ジャブは手打ちでうつ感じで、けん制や距離をとるぐらいです。

しかし、ジャブをしっかりと意識して打つようになって、こんなにも試合を優位にできるものなのかと驚きました。

「左を制するものは世界を制す」と言われますが(サウスポーの私は右)あながち間違いではないと思いました。

前回の試合は、サウスポー同士で、ジャブの優位性が高い試合でした。

そこで今回は、ジャブがアマチュアの試合で大切だった理由や、注意点を解説します。

4試合前にジャブがまったく打てずに負けてしまい、それから2年近くジャブの練習を猛特訓しました。

それから、3試合ほどジャブを意識して使うようにしてきました。

やっと成果が出始めたので、私のようにジャブに迷える方に少しでも一筋の光が差せば幸いです。

特にジャブを打つ意味を理解したい方、ジャブを打っても体が流れてしまう方には刺さる内容です。

あくまで私の経験談ですので、参考程度にお願いします。

では、いきます!

攻撃を先に当てていき試合を優位に進めることができた


試合では、やはり攻撃を当てたほうがリズムを作りやすく、優位に立ちやすいと感じました。

アマチュアの短い試合時間の中で、自分のリズムを作って戦うことってめちゃくちゃ大事です。

それは、ほとんどの試合がKO勝利ではなく、判定決着になるからです。

相手に与えるダメージも大切ですが、ヒット数のポイントを狙えるジャブも試合ではかなり重要なのです。

なので、相手より先にジャブを当てることを目標に、試合内容を組み立てていました。

試合前の組み合わせの発表で、相手がサウスポーだとわかった瞬間、今までの練習の成果を出すときがきたと思いました(笑)

どうしても対オーソドックスだと前手と前手が当たるので、しっかりと打ち込む機会がないからです。

今回の試合では、ジャブが当たるとすぐにストレートを打つことを意識して試合を進めていきました。

また、ジャブを単発だけで終わらせるのではなく、ジャブが当たるまで前に出るようにしました。

ジャブで相手が下がるならジャブを2回打って、ストレートなど絶対にジャブからの攻撃をすると決めてやりました。

しかし、キックボクシングでは足も使えるので、ジャブだけではなく、インローをジャブのように使うパターンもあります。

なので、インローはあまり蹴らずに、相手のインローを避けてジャブを当てるイメージをもってやりました。

実際にジャブが当たるようになると、ストレートが入るようになり、試合を優位に進めることができました。

後ろ足を引き付けて次の攻撃を出せるようにした


1年前の試合でジャブを出して感じたことは、打っても打っても次に繋がらないことです。

それは、ジャブを打っても、後ろ足がついてきてなかったため、次の攻撃につなげることができなかったからです。

この試合では、後ろ足の引き付けが全然できていないので、ジャブが単発に終わっています。

さらに手でジャブを打とうとしてるため、体がかなり流れてしまっています。

なので、その試合が終わったあとから、しっかりと後ろ足を引きつける練習をしました。

シャドーボクシングするときも、鏡を見てフォームをチェックしながら打っていました。

実際の試合では、自分も相手もかなり動くので、狭い場所でのジャブを打つ練習だけでは、足りませんでした。

なので、シャドーをする時も、リングの中に入り、前に出るジャブ、フック気味にジャブを打って横に動く練習をしました。

それにより、試合でも後ろ足を引き付けて攻撃ができるようになり、ジャブだけの単調にならずに、攻撃を続けることができました。

大切だったことはジャブを打った手を体でしっかりと引くイメージをもつこと


ジャブを打った手を腕で引こうとすると、力みが生じてしまいます。

なので、ジャブを手で打つのではなく、腰を入れて相手にお尻を向けるぐらいイメージをもって打つ練習をしました。

それから、戻すときも手で戻すのではなく、出した手より先に腰を戻すイメージで手を戻します。

それにより、脱力もでき、腰でジャブが打てるので、力強く体が流れない攻撃ができるようになりました。

ジャブを打たないほうの手も、ギュッとしぼると、もっとよく戻れるようになりました。

それにより、ジャブが強く打つことができ、足も使えるようになりました。

まとめ


試合と練習の大きな違いは、やはり攻撃をもらうリスクがあることです。

やはり、試合は相手も本気で打ち込んでくるので、ストレートやミドルキックなどの大技を初めから出すのには勇気がいります。

その流れを一番最初に組み立てることができるのが、ジャブだなと感じました。

なので、まずはジャブを当てて試合を優位に進めることを考えるのが得策だと思いました。

また、ジャブだけで終わるのではなく、しっかりと後ろ足と戻しを意識して次の攻撃の準備をすること。

さらに、相手の初動とカウンターを意識して動くことで、ジャブからの流れを作ることができました。

今回はこの流れがうまくいき試合に勝つことができました。

文章で説明するのは結構大変ですが、試合の動画も見ていただき、動きが変わることで内容も違ってくるとこを理解していただけると嬉しいです。

もし、この経験がどなたかの役に立てれば幸いです。

では、またねー!

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