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キックボクシングで丹田を意識するメリット・デメリット意識しすぎて弱くなる時もあった話し

断酒して戦うコンビニ店長、はまとしです。

30代からダイエット目的でキックボクシングを未経験で始めました。

ハマりにハマって毎年アマチュアの試合に出場しています。

試合には7回出場して、5勝2敗で、Aクラスで2回勝つことができました。

丹田を意識し始めて、脱力もできるようになり、試合でも的確に攻撃をだせるようになりました。

しかし、メリットばかりではなく、丹田を意識することで、正直弱くなったと感じ場面もあったのです。

そこで、今回は丹田を意識するメリットとデメリットを解説します。

では、いきます!

丹田を意識する一番のメリットはディフェンス力の向上


丹田を意識することで、軸がブレずに攻撃ができるので、前のめりにならずにカウンターをもらうことが減りました。

また、丹田は下腹部を意識することなので、上半身の脱力向上に繋がり、ステップが上手になりました。

ジムに入会して、まず習うことは、パンチの打ち方やキックの蹴り方などです。

なので、実際にマススパーリングなど、対人練習をした時に、ディフェンスができずに防戦一方になっていました。

それから、試合を重ねるごとに、ディフェンスの必要性を感じて、丹田を意識して練習をするようになったのです。

そのおかげか、相手からの攻撃をもらうかもしれないという、恐怖も減っていき、試合を優位に進めることができるようになりました。

デメリットは意識することばかりに囚われ攻防がおざなりになった


丹田を意識することで、戦うという気持ちが完全に抜けてしまい、フェイントなどに引っかかるようになりました。

相手がよく見えるようになりましたが、そのせいかお見合いが増えるようになり、ペースを掴まれる機会がありました。

丹田を意識することは、脱力をして戦うことと、イコールだと思っています。

なので、脱力をしながら、丹田を意識することで、相手の攻撃が見えすぎて、攻撃をもらう機会が増えることが多くなりました。

それから、これはいかんと、また前に出ようとすると、肩に力が入り、丹田を意識することは本当に難しいと感じる結果となりました。

丹田を意識して上達するコツはフォームの改善と体の可動域を広げることだった


丹田を意識するコツは、フォームの改善と体の可動域を広げることです。

1つ目の、なぜフォームの改善が丹田を意識するコツなのかというと、そもそも丹田を意識する必要がないからです。

え?と思われる方もいらっしゃると思いますが、たまにジムなどでセンスがいいと言われる方がいると思います。

そういう方は、自然と体の使い方ができる人で、フォームが綺麗なので、自然と丹田に力が入っている方なのです。

脱力と丹田を3年ぐらい意識してたどり着いた私の答えは「フォームを改善すれば丹田には自然と力が入る」です。

なので、始めはどこに丹田があるのかなど、知識は必要ですが、慣れてきたらフォームを改善する練習をしたほうが良い結果がでました。

シャドーボクシングで手、足、頭、腰などフォームチェックをすることが、丹田を意識することで一番大切な練習だとわかりました。

次に、2つ目コツの、体の可動域を広げる理由は、体全身を使った攻撃をする必要があるからです。

たまに、プロの選手でも力は弱いのに、KOを量産している方がいらっしゃると思います。

それは、自分の体重と重力を使って、相手のアゴ先やテンプルなどに的確に攻撃を当てれるからです。

これが、キックボクシングには腕力はあまり必要ない理由だと思います。

ただ、プッシングがありなので、腕力も多少は必要ですが、ボクシングには腕力より、体の全身を使えるほうが必要です。

それが、私の場合、体が硬く、可動域が狭いことで、腕力や上半身に頼った攻撃になり、全身が使えていないことに気が付きました。

それから、筋トレではなく、ストレッチを優先的に行うことで、試合にも勝てるようになっていきました。

まとめ


丹田を意識することで、相手動きがよく見えるようになり、戦いやすくなることが、最大のメリットです。

しかし、意識ばかりに囚われてしまうと、逆にフェイントなどに引っかかり、試合の主導権をとられてしまう場面が多くありました。

なので、丹田を意識する箇所がわかってきた段階で、フォームの改善とストレッチをメインとした練習を行いました。

それにより、キックボクシングで強くなるための技術が向上していきました。

丹田と脱力は永遠のテーマですが、これからも強くなるために、精進していきたいと思います。

では、またねー!

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