没入!!奈良旅
大好きな作家はいますか?
私は「東山魁夷」です。
最高ですよね。え?よく知らない?おかしいな。
今回、なぜ奈良が日帰りばかりなのか、謎が解けました。(笑)
1.奈良旅で困ったこと
①観光情報、ネットで調べにくすぎ。
今時、一発で安い交通情報出してくれよ…。私は諦めて現地人に聞いた。
しかも観光マップも分りやすいところに置いてないし。
対策↓
移動はこれが一番安い。電車民はこれ一択。切符も使いづらいが使える。
②ロッカーなさすぎ問題
寺巡りを考えていると、近鉄の「大和西大寺」が拠点になるのだけども
この駅の中のロッカーは2ブロックしかない。
5分ほどロッカーを探していたが同じ人々が5~7人ほどうろついていた。
面倒なので清掃員の人に聞いたら「2つしかないんですよ~」と言っていた。ありえない…。しかも、改札を出てもロッカーないし。
私は荷物をすべて持って移動した。
対策→荷物は宿に送ること。
靴はスニーカーで行くこと。近鉄奈良駅ロッカー↓
https://shiori-tabi.jp/posts/3441
③法隆寺行きにくすぎ問題
私は聖徳太子も好きなので斑鳩にも行ってみたかったんだけども、
奈良市周りだと行きにくすぎるっっ!!
奈良日帰り→大阪宿泊コースが多いと思う。
しかし切符を有効活用しようとすると、まず「近鉄奈良」か「大和西大寺駅」に行き、いくつか回って「法隆寺」に行くことになるが、閉まるのが早いので早朝から出発するプランになる。
私は県外(四国)からなので早朝に向かうのは厳しく、かといって奈良に泊まるほど行くところもない。正直、奈良県は近隣県以外の客を想定していない。英語や韓国語の標識もなく、結局有名どころに外国人観光客が集まる。
対策→「法隆寺」は頑張って早起きするか、2日目の朝行くために法隆寺寄りに宿泊すること。
アクセス奈良県斑鳩町の世界文化遺産「法隆寺」をはじめとする斑鳩の里の情報を発信する斑鳩町観光協会公式サイトの「アクセス」ページです。
2.東山魁夷の特別拝観
やっと、会えたね…(T_T)
毎年6月6日の開山忌を含む3日間だけ唐招提寺御影堂の開扉期間がある。
2023年は開祖・鑑真大和上の来日1270年であり、没後1260年にあたるので上記より6日多く開扉されていた。今まで2回仕事の都合で行けなかった。
しかし、最高か?思い出して涙と鼻血が出そう(興奮)。全人類行くべき。
唐招提寺 御影堂特別拝観 鑑真和上坐像と東山魁夷 (奈良市) - 旅行のクチコミサイト フォートラベル奈良市でのpctechさんの旅行記です。
チケットは入口入ってすぐの特設テントで購入できた。1時間ごとの整理券で10分前に行って拝観できる。
とにかく、東山魁夷の襖絵の前にはずっと人がいる。
素晴らしすぎて、ずっと見ていたくて、動けない。目を閉じると海の音が聞こえて、空気が澄んでるように感じる。陸地にいるのにまるで海辺にいるような体感を得ることができる。
なぜこんなに没入できるのか、絵画ではなく襖なのか?
おそらく歴史的背景として「鑑真は12年間に5回の渡航を試みて失敗、次第に視力を失うこととなりましたが、天平勝宝5年(753)、6回目にして遂に日本の地を踏まれました。」と。
東山魁夷の鑑真和上に対する尊敬の念が10年間をかけた集大成として表現されている。
↑読んでて泣けてくる。また行く前に読もう。まさに圧巻。
まあ大仏は1回だけでいいけど、また行きたいのはこっち。
3.行ったところまとめ
「近鉄大和西大寺」西大寺→「西ノ京」唐招提寺→バスで「東大寺大仏殿」二月堂
4.首都圏の方おすすめ
2024年前半は長野に行ってください。皇居宮殿や新嘗祭の為の作品があります。
2024後半は探せませんでした。ごめんなさい。
行けない方のために↓
不慣れな旅日記でしたが、読んで下ってありがとうございました。