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2023ハツハレ活動記録⑤『文学フリマ東京37』

2023.11.11開催の文学フリマ東京37』にはじめさんとサークル参加しました。今年最後のイベント、そしてしばらくお休みするので、いっぱい楽しんできました!!

新刊を作るか迷ったのですが、すでに「文学フリマ東京」では初頒布のものが二冊あり、しばらくサークル活動を休むことも決めていたので、新刊は作らず、増刷もせずで臨みました。というのも、hamapitoの体感では、去年の文フリ東京はそこまで売れなかったような気がしていて……規模が大きくなると端から端まで見るのは難しいし、なかなか新しい出会いはなかった印象だったのです。
東京よりも京都や大阪の方がお迎えいただいたので、今回もあまり期待せず楽しもうと思ってました。

設営完了(ぎゅうぎゅうです!笑)

なんとか収めましたね!!!!壁だからスペースあるかと思ったら全然なくて。お隣さんと「すみません」「大丈夫ですよ~」とお互いに声をかけ合いながらの設営になりました。(とっても優しい方たちでよかった~!)
設営でhamapitoがいっぱいいっぱいだったので、はじめさんが見本誌を置いてきてくれました(ありがたや……)

サークル参加をしていて悩むのが、いつのタイミングで買い物に出るか、というところなんですが。
二人体制なのでお任せし合えるとはいえ、会いに来てくださった方に会い逃すこともあるし、反対に自分が行っていらっしゃらないということもあって。難しい……。とりあえず売り切れないうち、離席する前に……と思い、早めに一回離席しようとは決めてました。
今回三フロアに分かれていたので、第二展示場の二つだけでも先に回れればいいな~と。
ちょうど九月の文フリ大阪で初頒布だった『春を駆け上がる、きみは青』の残部が僅かしかなかったので、完売を見届けたら出ようと決めてました。

両片想い短編集『春を駆け上がる、きみは青』
hamapitoが試行錯誤で表紙を描いたえろぴと(R18)BL

――結果、大変ありがたいことにすぐ完売しました。
おそらくhamapito個人本では最速の完売でした。
hamapitoはBLよりもほかの本のほうが売れるので、いつもと同じ部数にしたのですが。読みが甘かったかな……。(その後にも新刊をお求めくださった方が何人かいらしたのですがお渡しできず。すみません。)
完売の紙を貼り、ディスプレイを変え、人が途切れたタイミングでお買い物に行きました。
とりあえず第二展示場の一階と二階を回り、お会いできなかったところはまたあとで、第一展示場を回るときに伺うことに決めて戻りました。
……が、戻ったら『泡沫に沈む夢』も完売間近になっていたので、もう一度、二階の見本誌置き場まで行って回収しました。(フロア違うのってなかなか大変だ)

闇ぴと短編集『泡沫に沈む夢』

開場してから一時間ほどで『泡沫に沈む夢』も完売。
もともと7月のプラムツリーBOOKフェアvol.2参加のための本だったので、いつもより少しだけ多めに刷ったし、闇ぴとだしそこまでは……と思っていたのですが、『春を駆け上がる~』同様、部数の読みが甘かったかな。難しい。(闇ぴとをお求めになってくださったのに渡せなかった方、すみません……)

この時点でなんとなく、去年よりもお迎えいただけているのでは……?と気づきました。サークル数は増えているし、フロアも分かれていて、来場者が多くても分散しているはずなのに……。
こんなにたくさんのブースがある中で【ハツハレ】に足を運んでくださり、こんなにたくさんの本がある中から自分の本を手に取ってもらえるって、本当にありがたいことです。
こんなに本を作っている人がいることも、それを求めてくださる方がいることも本当にすごい。このあと第一展示場にも行ったのですが、そちらはもっと人がすごかったです。
あまり期待せず~と思っていたのに、気づけば既刊も残りわずかになっていました。

今回印象的だったのは、開場直後に「pixivにあったホラーBLを読んで来たんです」と言って来てくださった方がいたことです。
これは『二十三時の訪問者』という作品なのですが、ルクイユさんの企画(#ルクイユのほの怖いBL)に参加したときに書いたもので、この企画がなければ生まれなかったものです。hamapitoホラー苦手なので。読むのも書くのも。

普段は絶対書かないものを読んで来てくれたので、どの本をオススメすればいいのか?という問題は生じましたが笑、とっても嬉しかったです。(いろいろ説明した結果、闇ぴと短編集『泡沫に沈む夢』をお迎えくださいました)
素敵な企画をしてくださったルクイユさんに感謝するとともに、書き続けることが本当に大事なのだと思いました。
この作品を書く前はスランプ気味だったのですが、たまたまネタが降りてきたので書いてみたという経緯があって。そこでチャレンジしたからこそ、今回こうやって足を運んでくださった方がいたわけで。いつどこで出会っていただけるかわからないからこそ、書き続けていきたいと思いました。
あと、普段書かないものにチャレンジする大切さも感じました!!(ホラーはやっぱり苦手ですが笑)

そして、今回はじめさんとふたり体制と言いつつ、あやこあにぃさんにも手伝っていただきました。
実は新刊がない代わりに、ハツハレとゆるおは会のコラボ無料冊子を作ったのです。あやこあにぃさんにはその中身の記事を担当していただきました。

無料配布冊子『三人を引き合わせたのはツキノワグマだった⁉』

この冊子、hamapitoが「サークルの結成の話とかを座談会形式でまとめたい」というざっくりした提案にあにぃさんが応えてくださって実現しました。お忙しい中、本当にありがとうございます!!
最終的には店番だけでなく、hamapitoが回り切れなかったブースに買い物まで行ってくださるという……(女神ですか?)本当にありがとうございます!!

差し入れもお手紙もいっぱいありがとうございます!!

差し入れもお手紙もいっぱいいただきました。本当にありがとうございます。(はじめさんとあにぃさんは前日に指を負傷したhamapitoのために絆創膏までくれました……優しさ)
いつもお世話になっているフォロワーさま、はじめましての方、たくさんの方に足を運んでいただきました。本当にありがとうございます。お隣のブースの方ともいっぱいお話しできて、とっても楽しかったです。
改めて、ご縁に恵まれてるなあと実感しました。
サークル参加はしばらく(半年くらい?)お休みしますが、また必ず戻ってきたいと思います。

*おまけ*
はじめさん、あやこあにぃさん、文月廿香さんとプチ打ち上げしました。

はらぺこhamapitoはパスタを食べました

気づけば、みんなで来年十二月の文フリ東京にどのジャンルで出るかという話になっていたので、その頃には確実に戻って来ていると思われます。笑

えろぴと(春を駆け上がる、きみは青)と闇ぴと(泡沫に沈む夢)がすべて旅立ち、これで今年のイベント参加は終わりです。
来年前半はサークル参加をお休みしますが、小説は書き続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。(アンソロジーの参加は決まっているので、本は出ます!!)
今年もあとちょっと、まだまだ書きます~!!
(既刊のみですが、通販の在庫を入れましたのでよかったら覗いてみてください→hamapito - BOOTH


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