『マチネの終わりに』美しくも特別でもないこと[ネタバレあり]
読みました。
あらすじよりたった三度出会った人が、誰よりも深く愛した人だった――天才ギタリスト・蒔野聡史、国際ジャーナリスト・小峰洋子。四十代という〝人生の暗い森〟を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死など、現代的テーマが重層的に描かれる。最終ページを閉じるのが惜しい、至高の読書体験。
前半はちょっとずつ毎日読んで、後半はあの「メール」事件から展開が気になって一気に読みました。ネタバレ有りの感想ですので,これから読まれる方は