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2025二次試験対策【数学ⅠA ⅡBC】
「数学ⅠAⅡBC」の2次試験対策は
➀ 「数列」「ベクトル」を優先的に学習しよう
② 「答案の書き方」より計算力を高めよう
➂ 「まんべんなくする」は絶対にやめよう
近年の出題傾向
今年度から「数学ⅠAⅡBC」となった数学は、「場合の数・確率」(数学A)、「積分法」(数学Ⅱ)、「数列」(数学B)、「ベクトル」(数学C)からの出題で全体の約5割を占める。旧帝大などの難関大では「数学と人間の活動」(数学A、旧「整数の性質」)がよく出題される。一方で、「データの分析」(数学Ⅰ)や「図形の性質」(数学A)などは、共通テストとは違ってほとんど出題されない。
頻出分野
・場合の数・確率(数学A)
・積分法(数学Ⅱ)
・数列(数学B)
・ベクトル(数学C)
科目の特徴
「数学ⅠAⅡBC」は、出題される問題の難易度の幅が、分野によって大きく異なる。
場合の数・確率(数学A)や微分法(数学Ⅱ)は、数学が苦手な受験生でも解けるような問題から極端に難しい問題まで、実に幅広く出題される分野である。したがって、中堅国公立大学2次試験レベルまで到達するのはさほど難しくないが、難関大レベルの問題が解けるようになるには、それなりの時間を要する。
一方、積分法(数学Ⅱ)や数列(数学B)、ベクトル(数学C)は、用語や数式の意味・定義などを知る必要があるため最初のハードルが高いが、慣れてしまえば意外と早く中堅国公立大学2次試験レベルに到達できる。また、難関大で出題されてもある程度手がつくので、出題される問題の難易度の幅は広くない。
また、数学と人間の活動(数学A)は、新課程では取り扱わない高校が増えたことと、易しい問題と難しい問題の差が激しいことから、難関大以外の大学ではあまり出題されない。
前期試験までにすべき対策は?
上記の「頻出分野」のうち、出願校でも出題されている分野を最優先で学習しよう。特に、数列、ベクトルは時間をかければかけるほど理解が深まるし、得点しやすくなる分野なので、是非とも優先的に学習してほしい。
一方、出願校の出題傾向によるが、いろいろな分野をまんべんなく学習するのは避けた方がよい。特に、データの分析や図形の性質などは、大学によってはまったく出題されないことも多い。第1問に複数分野から出題される小問集合が置かれる場合もあるが、そのような問題の難易度はあまり高くないため、まんべんなくするなら基礎・基本レベルの学習を行うようにしよう。
最後に、「答案の書き方」についてだが、まず最優先すべきなのは「計算ミスせず正しい答えを導き出すこと」である。確かに答案をどう書くかは重要なのだが、それに気を取られて時間を消費し、正解までたどり着かないのは本末転倒である。また、「書き方は不十分だが正しい答えが得られている答案」と「論理の抜けがなく丁寧だが答えが間違っている答案」では、もちろん程度にもよるが、前者のほうが得点が高くなることが多い。以上より、まだまだ学習すべきことが多い受験生は特に、正解を導き出すことを最優先にしよう。
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