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【カフェ開業】6月18日「これからの飲食店のAIとの付き合い方を考える」

清水亮著「検索から生成へ」を読んだ。
本屋でパッと目に入った本。
「Chat GPTはブームではない。新しい時代の幕開けなのである」
の、帯表紙にも惹かれた。

最近、私もようやくAIと真剣に向き合う気になれてきた。
これまでは、なんだか分からないな〜という気分でいたが、
それは自分自身の逃げであることに気づいた。

いつの時代も、その時代に即応した新しい技術を身につけていかなければならない。

そして、これからの飲食店業界でもAIを上手に活用することが求められるようになると思う。
例えば、お客様の好みを分析してパーソナライズされたメニューを提案したり、在庫管理を自動化して無駄を減らすことができる。
また、SNSでのマーケティング戦略を最適化し、より多くの人に店の魅力を伝えることもAIの得意分野であろう。
私は最近、取引先とのメールのやりとりの本文の文章化をAIに助けてもらっている。取引する際に、きちんとしたビジネスの用語を使えるということは、自分自身の社会的な信用に関わるからだ。

しかし、AIの活用で最も重要なのは「感情」を動かすことだと思う。

AIがどれだけ優れたツールであっても、それを使いこなす人間の感性が欠かせない。
AIは、人間の指示に対して結果を出せるが、
その指示という、人間がこれをしたい!という欲望がなければ動くことができない。人間の欲望によって初めて動くツールなのである。

よって、どれだけAIに良い指示を出せるかが、どれだけ感情に響くコンテンツを作れるかに直結する。
つまり、AIの出現によって人間が頭を使わなくなるのではなく、むしろ概念を上手く言語化する能力が試される時代になったのだと思う。
ちなみに今までは、なんだかAIって怖いものだな、と感じていた。
人間が作り出す成果物でしか、人間の感情は動かないとうっすら感じていたのだ。
でもそうではない。指示を上手に出す、そこに人間の個性が光れば、出てくるコンテンツも光るものとなるだろう。

これはちょうど、昔は川で洗濯をしていた人々が、乾燥機付き洗濯機を手に入れたことで自分自身の自由な時間を過ごせるようになったことに似ているのではないかと思う。
AIが日常の業務をサポートすることで、時間とリソースを節約できる。
その結果、私たちはよりクリエイティブな活動や、世のため人のためになることに時間を割けるようになるのだ。

清水亮著「検索から生成へ」を読んで、もっともっとAIを上手に活用していかなければならないと感じた。本屋で偶然手に取ったこの本が、私にとっての転機になったのかもしれない。

AIとの共存を恐れるのではなく、積極的に取り入れ、その可能性を最大限に引き出すことで、これからの飲食店経営をより進化させていこうと思う。

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