結婚記念日という普通の日を生きる
恥ずかしながら私はいわゆる令和婚をした人間でして、5/1はまさに結婚記念日、三周年でした。
「結婚記念日だし、今日は何か外でご飯食べに行こうか?」
と切り出したものの、妻の反応は
「行きたいけど●●(娘の名前)がいるから、どうしようかな、、、」
というもので、お店だとご飯食べさせるのが大変かもしれないという懸念があったようです。
結果的には外食をすることになったのですが、お店の座敷で娘にご飯を食べさせる妻を見ると、結婚した3年前からはとても大きな変化が起こっているな、と思います。
私達夫婦はアラフォー同志の結婚でした。
アラフォーの恋愛、結婚、出産は超短期勝負です。愛をじっくり時間かけて育むとか、結婚してから夫婦2人だけの時間を楽しむ、などと悠長なことを言ってられる時間はあまりありませんでした。
お付き合い→婚約までは、
「お互いいい年齢だからダラダラ付き合うのやめよう。3ヶ月付き合ってイケると思ったら結婚しましょう」
という条件でお付き合いして、そのまま3ヶ月経って婚約。
婚約→結婚は令和婚と決めたので、ほぼ1ヶ月間。
結婚してすぐに妊活に入り、2ヶ月で妊娠発覚。
結婚1周年前には子の出産(やや早産)を経験。
結婚2年目は育児に奮闘
結婚3年目も育児に奮闘
こんな結婚生活が続いて今日を迎えました。
まるで、プロジェクトマネジメントのようにライフイベントを乗り越え、今はシステム運用フェーズ(子育て)になっているかのような状況です。笑
そんな中での「外食する?」「うーん、どうしようかな」のやり取り。
それこそが日常で、それこそが我が夫婦や家族の愛(対妻、対娘)の形なのだな、と感じさせられた一日でした。
とはいえ、今までの結婚生活はきちんと振り返る
日常、つまり特別なことはしないで過ごした記念日ですが、食事中の会話ではしっかりと「振り返り」をしました。
ドタバタな結婚だったこと、娘が生まれたときのこと、娘が成長していく様、妻の仕事の話、私の仕事の話、妻の挑戦の話、腹たったこと、嬉しかったこと、楽しかったこと、、、
当たり前に話せそうなことが実は結婚生活で一番難しい
そういうことをしっかりと時間をかけて(といっても食事中ですが)話をすることで、これからの夫婦生活、家族生活の質が担保されるのではないかな、と思っています。
なぜならば、結婚生活が破綻した人の話を聞くと、ほぼ全員に発生しているのはコミュニケーション(意思疎通、意思の表明)不全だな、と感じているからです。
コミュニケーション不全が破綻を生み出しているのか、破綻するような出来ことが会ってコミュニケーション不全が生まれたのか、どちらかはよくわかりませんが、いずれにせよコミュニケーションをしていくことはとても大事だと思うのです。
そういう意味では、結婚記念日はとても大切で特別な日
なにか特別なイベントをすることより、夫婦の意思疎通のメンテに充てる時間として捉えるようにすることで、大きなすれ違いや喧嘩なく、次の結婚記念日までの一年間の生活の質を高くさせる事ができるのだ、と強く感じています。