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兼業日記

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いろいろな仕事を掛け持ちしすぎて、今日何をするのかわからなくなる日々。
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私がストレスだと感じる働き方について

今週は特別な働き方をしていました。 普段私は基本的には朝から夕方まで大学にいて、週に一度は権利擁護団体の事務所で事務作業をしているわけですが、今週は実習巡回でいくつも実習先をまわったり、県内の精神科病院に見学訪問に出かけたりと、出張する用事がたくさんありました。 すごく疲れたので、気付いたのです。 私は、1日に2件以上の出張があるとストレスなのだと。 今週でいえば、巡回先を2件まわって→大学で研修を受けたり、午前に巡回が1件、→午後は精神科病院に訪問したり、午前も巡回

私よ、寝なさい。

最近noteを更新できずにいました。 なぜかというと、ちゃんと寝ようと決めたからです。 3月〜4月は年度末決算やら来年度計画やらで本当に忙しく、体はだるいし、頭を使いすぎて何をやっているかわからなくなったりしていました。 さすがに、体力が落ちたなぁ〜年だなぁ〜なんて思っていたのですが、柳沢正史先生の睡眠の話をいくつか聞いたら、「私ったらちゃんと寝てないのじゃないかしら」という結論に至ったのです。 そこで、夜は22:30には就寝しようと目標を立てました。7時間以上寝る生

最近の兼業の様子

「結局、お仕事はどれが本業なんですか?」と聞かれたので、考えてみました。 現在の私の仕事は、①相談室バオバブ、②大学教員、③精神医療の権利擁護団体の事務局と、主に3つで構成されています。 それを、兼業という言葉を使って表現しているのですが(パラレルワーカーという表現もあるかもだけど、パラレルワーカーのソーシャルワーカーって文字数が多いかしらと思って)、辞書から言わせると、それは「本業がある」ということになるみたいなのです。 どれが本業か?と問われると難しい。 時間的に言

結局は、わからない中で生きている

突然ですが、SPSSという統計ソフトを使いながら論文を書いています。 私は昨年に大学院で修士課程を終えたピヨピヨ研究者。 大学院を終えたことによって私の生活は結構変わりました。教員募集の知らせや、研究発表の機会、共同研究のお誘いなど、予想しない出来事がいろいろやってくるようになりました。 今回書いている論文は、初めて統計の分析を用いた内容で、手探りでSPSSを使いながら書き進めています。これがあれば難しい計算は勝手にやってくれるのでありがたいですが、どんな計算が行われて

【poshulou告知】就労支援を好きになれない私から

先日、poshulouというウェブサービスがリリースされました。 poshulouは、「ポケットに入るような身近さと手軽さで届ける就労支援」を略して「ポシュロウ」といいます。ポケットに入っているスマホを使って、家からでも電車の中でも、サクッと気軽に始められるサービスです。 コンテンツは動画と体調チェック(ポシュログ)があります。対象は働くことについて迷ったり悩んだりしている人。障害の有無は問わず、必要だと思う人に幅広く使ってもらえます。 今回、私はこの動画を作る一員とし

結果、全てキャリアにつながる

大学教員になって4ヶ月。前期の講義が全て終わった。 教える側になって初めて知ったのは、大学の講義は全15回だということ。つい最近まで大学院生だったにも関わらず知らなかった。 思えば、「え!!今日で講義終わりですか?!」と驚いた思い出が多々ある。全体を把握せず、ただただ毎回の講義を楽しみにしていた。休講だと前もって言われているのに、知らずに教室で待っていたこともある。 最初に配られるシラバス(講義スケジュール)もサラッと見て満足するだけだった。毎回の講義を、「今日は何する

【宣伝】10minラヂオで対話する

ナオキさん(https://twitter.com/ymmt709)とラヂオを始めた。仕事の打ち合わせで話しているうちに、「なんだか我々、言葉の感覚が合いますね」と意気投合したのだ。詳しくはラヂオを聞いてみてほしい。 気づいたら、私は自分の「対話の記録」というものをあまり持っていない。 相談の記録はある。 授業で話した記録もある。 一人語り(スタエフ)の記録もある。 インタビューしてもらって話した記録もある。 でも友人との対話は記録になることってない。 対話って

「話したい人」でもあった

4月から大学の教員になった。社会福祉関係の授業を受け持っている。 大学という場所が好きな私は、3月に大学院を卒業したことで「もう来なくていいですよ」という状態になることが悲しかった。 「もう少し大学にいたいな〜」なんて思っていたら、別の大学で仕事をいただけたのでとても喜んでいる。今まで修士論文でヒイヒイしていた私が、学生の卒論指導をしているのは変な感じだけど、嬉しいし楽しい。 大学で教えるって、ソーシャルワークだ。学生に知っていてほしい制度や相談先、人間関係の考え方、境

えいやで決めて、その後が大事

2022年2月22日に、相談室バオバブを始めて1年が経った。 1年前、「今日から相談室バオバブを始めます」と宣言しただけだ。特に開業届を出したわけでもなく(すでにフリーになる時出してしまった)、最初のクライエントさんがいたわけでもなく、「今日から始めるぜ」と決めただけだった。 そこから1年経ち、私は相談を聞く仕事を続けている。「バオバブのハマダです〜」と名乗っていると、「バオバブってなんですかw」と声をかけられたりして楽しい。 私は1年前の、「バオバブやるぜ!」と決めた

フリーランスSW、11月を振り返る

夜になると、ここ数年を振り返ることが多い。歩いてきた道を眺めて、次の道を想像する。私はこれから、どこに行くのかな。 ちゃんと振り返らないと、驚くほど忘れてしまうのだ。今日という瞬間。その尊さを感じられないことが悲しい。 悲しいけど、未来への計画が止まらなくて、頭の中がいっぱいで、忘れていってしまうのだ。頭の中に全部を残しておくことはできないと悟る36歳。 フリーランスと名乗り始めた時、自分にとって挑戦だったので記録にnoteに残そうと思っていた。なのに書き続けられていな

無駄がないほどに、我らは尊い

フリーランスになったのは、やりたいことがありすぎて、選ばなきゃいけなくなったからだった。 ちゃんと寝たい。休みたい。遊びに行きたい。飲みに行きたい。でも研修に出たい。あのプロジェクトを頑張りたい。講演会にも行きたい。企画も頑張りたい。学校も行きたい。研究もしたい。 頑張れば頑張るほど仕事はふってくるし、本業は優先しなければいけない。本業に関わる人たちが大好きで、彼女たちに負担を強いていることも辛かった(授業のために毎週有給を使って休んでいた)。 仕事を辞めた時、時間がや

絵を販売したら上手くなった話

突然だけど、イラストを販売している。 小さい頃からずーーーっと落書きをしている子だった。家に帰ってずっと机の前にいた。ノートに何枚も何枚も絵を描いて、幸せな小中学生だった。 それが大人になって、絵を描くより楽しいことがいっぱいできてしまった。私のイラスト人生は終わってしまったのである。 ところが、フリーランスになってSNSを触るようになったら、いろんな人がいろんなものを販売していることがわかった。 プロじゃなくても販売していいんだ! そんなこと考えたこともなかった私

意図する集いで人と出会う

今年から始めた、月に一度の「意図する集い」。興味がある人でzoomで集まって、一緒にノートに壮大な「意図」を書く集いです。 先日、7回目が終わりました。毎月のんびり開催しています。 毎月誰かしらが参加してくれます。初めての方もいるし、何度も来てくれる人もいます。たくさん話す人もいるし、静かに参加する人もいます。どっちも好きです。 絵を書いてくれる人もいるし、ギターを弾いてくれた人もいます。子供を抱っこしている人もいるし、寝転がって参加してくれる人もいます。 参加者同士

定期的にやってくる変化の年

来月引っ越すことになりました。 実は、ここ3年で2回の引っ越しをしています。次は3回目。 大学院は今年で3年目なんですが、なんと、私は合計で4つの家から大学に通うことになるわけです。 基本的に一つの家に長くとどまりたいタイプの私からしたら、これはとんでもない話です。落ち着かない。なんだか人生、落ち着かないのです。引っ越している間にフリーランスになったし。住所も職業も変わっていきました。 でも思い出せば10年前も同じような状況だった…。当時も大学院進学だとか言って引っ越