2024年、残り1ヶ月を切りました。


noteの投稿は半年以上振りになってしまいました。インスタやFacebookに投稿したものを、こちらは途中をカットせず、全部投稿します。

2024年も残す所、約1ヶ月。前回の投稿から8ヶ月が経過しました。落葉、初冠雪の知らせ、上州空っ風などで冬を感じる時期となりました。今までで一番長いと思いますが、時間ある時に最後まで読んで欲しいです。

まず、前回の投稿や新聞掲載により、母のことを知り連絡を頂いたり、クラブで直接お声掛け頂いた方々、ありがとうございました。皆様からの言葉、母との思い出などを聞くことは自分含め、家族も知らないことがあったり、現実と向き合う中で癒しになったり、多くの言葉や気持ちに助けられました。

ここで、少し母のことを振り返ろうと思います。
1年前に、余命数ヶ月を宣告され(母には伝えず)、母と対面している時は少しでも長く生きて欲しい一心で運動やコミニケーションを取っていました。ただ治療、検査後はどうしても体調がおもわしくなく、簡単な運動すら出来ない日々が続くこともあり、そこから、どんなタイミングで逝っても後悔してしまうのだろうけど、伝えられることは伝えようと、毎日ポストカードに簡単な文章を書いて渡していました。年明けてから、その文章を読むのを楽しみにしていると言われた時に、やって良かったなと思いましたが、亡くなる10日前後から、それを読むことすら出来ない程に。そして、最後の約2週間はスマホのボイスメモに音声を録音し、病室で聞いてもらいました。亡くなった日は容体が急変したので、聞いてもらうことは出来ず、直接感謝を伝えることで精一杯でした。治療、検査などで辛そうな表情を見た時もありましたが、今思うと、苦しい時間は短かったのかなと思います。
母が亡くなった翌日も、パーソナルトレーニングや水泳の個別指導を担当させて頂きました。指導の時は、不思議と悲しい、辛いとかの感情はなく、指導に没頭することが出来ていました。ただ、数日後、指導でお会いする方々とのコミュニケーションの中で、母のことを話をすると、「悲しい時は泣く」「悲しみを大いに味わって下さい」の言葉を頂き、指導以外の時間で助言通り、向き合う時間を作っていました。ただ、1人で向き合うことが辛く、纏まることも大切だと思っていたので、葬儀告別式の2日後から始めた週1回の親父、兄とのウォーキングと23日に1度のペースで夕食を共にしています。今では、ウォーキングの際にスロージョギングを取り入れたり、9月からは来年夏の富士登山に向けて、月1回のハイキングにも出かけています。夕食のレシピのバリエーションもかなり増えました。母がこれを毎日やっていたのかと思うと、日々料理、家事に奮闘している方々に頭が下がります。

コロナ前は月1で何かしらレースに出ていたこともあるランニングに関しては、全く気持ちが動かず、3月は走行距離10km45月が15km程度、650km78月の日中は暑くて走れなかったので早朝ジョギングを実施、9月に久々に100kmを達成して、先日今のランニングアプリを使い初めてから1000回目のランニングを達成しました。年内のレース復帰を考えていましたが、思うような走りには程遠く、20252月桐生市堀マラソン(10km)で久々の50分切りを目標にトレーニング、練習を継続しています。ランニングでの今後の目標はフルマラソンのサブ4、ウルトラ100kmマラソンの完走です。久々にトレイルのレースも楽しみたいと思っています。
趣味の読書や映画鑑賞も、集中出来ず、全然没頭出来ない日々が続きました。運動指導に関する専門書と並行して、マラソンの有名選手(金栗四三さん、円谷幸吉さん、君原健二さんなど)やパリ五輪もあったので日本の運動やスポーツの起源にも携わった嘉納治五郎さんや田畑政治さんの著書を読み、ランニング再開のモチベーションにもなりましたし、運動指導を出来ていることは先人達の存在、行動の結果だと知り、責任を感じているし、これからも楽しもうと思っています。

今、この仕事をするキッカケになった方やセントラル以外での指導の提案をしてくれた方には、もうお会いすることも助言を聞くことも出来ません。そして、学生時代に大変お世話になった方も、今年逝ってしまいました。皆さんから頂いた言葉を胸に、これからも1人でも多くの方の健康に寄与していきます、様々な場所で。
水泳のスクール指導から始まった運動指導も、16年が経過しました。それから、水泳やスタジオのグループレッスン、パーソナルトレーニングと水泳の個別指導で3歳から80代の方々と幅広く担当させて頂きました。また、スクール生とフィットネスメンバーと行った旅行やイベントにも様々な思い出や印象深いエピソードがあります。最初は伝えるだけで必死だった指導も、相手のニーズや目標を確認し、伝えるだけではなく一緒に考え、運動をしてもらう。運動することによって、身体的な変化、動作の習得、そして気持ちの変化を実感、共有させてもらいました。特に、ここ数年間は受講者のみではなく、その方の周りの大切な方々への影響も考え、指導をしてきました。お子さんが出来なかったことが出来るようになれば、お子さんはもちろん、保護者の方も喜び、元気な大人や何かにチャレンジする姿勢を子ども達は見ていて、嬉しい報告や結果を聞くこともありました。

年間を通して、暑い期間が長く、過ごしやすい春や秋はどこかへ行ってしまったように、急に寒くなったり、暑くなったりと、体への負担は大きいですが、運動やそれ以外でのことでも熱中出来るものがあると、気持ちにも充実感や安心感が生まれると思うので、無理のない範囲で続け、楽しみましょう。運動したい方はご連絡下さい。久々の投稿長くなりましたが、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
これから来る年末年始は、ご自身の周りの大切な方との時間を共に過ごす時間が作れる期間であると思います。わずかな時間でも、家族、親戚、大切な方との時間を有効に。皆さんが穏やかに過ごせることを願っています。

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