本願寺出版社から発行されている「日めくり歎異抄」の言葉とそれに関連したお言葉を集めて書き記しています。
日めくり歎異抄
https://hongwanji-shuppan.co…
- 運営しているクリエイター
2020年8月の記事一覧
今日の日めくり歎異抄の言葉1
今日の日めくり歎異抄の言葉
自分勝手な
ものの見方が
真実を
見えなく
している
ひそかに愚案を回(めぐ)らして、ほぼ古今を勘(かんが)ふるに。先師(親鸞)の口伝の真信に異なることを歎き、後学相続の疑惑あることを思ふに。幸ひに有縁の知識によらずは、いかでか易行の一門にいることを得んや。まったく自見の覚語をもって、他力の宗旨を乱ることなかれ。
(『歎異抄』序)
わたしなりにつたない思いをめ
今日の日めくり歎異抄の言葉30
今日の日めくり歎異抄の言葉
怒られた
ことより
悲しませた
ことが
心に残る
☆☆☆
かなしきかなや、さいはいに念仏しながら、直に報土に生れずして、辺地に宿をとらんこと。一室の行者のなかに、信心異なることなからんために、なくなく筆を染めてこれをしるす。なづけて「歎異抄」といふべし。
(『歎異抄』後序)
How sad it would be to abide in the border
今日の日めくり歎異抄の言葉31
今日の日めくり歎異抄の言葉
人生をかけて
読む本に
出遇えた
よろこび
☆☆☆
右この聖教は、当流大事の聖教となすなり。無宿善の機においては、左右なく、これを許すべからざるものなり。〔釈蓮如〕(花押)
(『歎異抄』奥書)
☆☆☆
『歎異抄』には著者の原本は伝わっていません。現存する最古の写本は、蓮如上人(一四一五~一四九九)の書写本で、本派本願寺に所蔵されています。いまは二巻の巻子本