フェンネル香るカルパッチョ
産直にフェンネルが出回る時期になってきました。
シンプルにキュウリとサラダにしようかと買って帰ってきたのですが、SNSでもりもりフェンネルをのせた鮮魚のカルパチョを友人がアップしているのを見たら、無性に食べたくなり、予定変更。
フェンネルは茎の根元の部分をローストしたものも美味しいのですが、葉のさわやかな香りがやっぱり好きなんですよね。
なので株買いではなく、たいていわさっとした葉の部分を購入します。
ちなみに今回購入したフェンネルは富山市のイタリア料理店「クオーレ」さんが育てたもの。
クオーレさんはお店で使うハーブやお野菜を自分の畑で育てているのですが、最近は一部を産直販売所に卸しています。
行ったことあるお店の上、作り手の顔もばっちり見えている、安心・安全なお野菜です。
そうそう、クオーレさんの富山産シイタケのパスタはキノコ好きにはたまらない美味しさですよ♪
さて、カルパッチョ。
いつものお魚屋さんで、お刺身を物色。
おおこれがいいと手にしたのはカサゴのお刺身。もちろん富山の朝とれのものです。
早速カルパッチョ…を作る前に、わが家の定番として、30分くらい昆布で締めます。
こうすると適度に水分が抜けてうまみが凝縮してより美味しくなるのです。粉末昆布、または昆布茶を軽く振っておくのもいいですね。
お皿に軽く昆布締めした刺身を敷き、ヴィネグレットをふる。
いただいたオレンジがあったので、そのしぼり汁と玉ねぎ麹、少々のいかいしる、そしてホワイトバルサミコほんの少しを合わせたヴィネグレットです。
その上から、フェンネル、オレンジを盛り、オリーブオイルを回しかけます。
ちょっと辛みのあるエディブルフラワーもあしらってみました。
新鮮なカサゴとさわやかな香りと甘みのあるフェンネルとオレンジの柔らかな酸味がよくあいます。
キリっと冷えた白ワインとともに、きっちりとお腹の中に納めさせていただきました。