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自家製調味料で作るやさしさあふれる無化調小皿中華~「月とパンダ」

なるべく体に安全なものを、と日ごろ素材や調味料にこだわって料理をしていると、外食で使われているものが気になることがあります。

もちろん日常的に外で食べるわけではないので、たまにはと割り切ればいいのですが、安心安全なものを使っている、とわかればより一層楽しめるというもの。

特に中華料理って、うま味調味料を使っているお店、結構多いんですよね。

そんな中にあって、地元素材にこだわり、自家製調味料を使った無化調創作中華料理のお店が富山の街中にあります。

西町交差点から一本入った筋の二階にある「月とパンダ」さんがそれ。

2020年7月にオープンした月とパンダさん。状況的に出店が厳しい時期にあって、着実にファンを増やしているお店です。

オープン数か月後に行ったものの、だいぶご無沙汰しておりましたが、久方ぶりにランチに伺いました。

ランチは主菜メニューが2種類。この日はパンダ炒飯と台湾まぜそばからのチョイス。ほか、別オーダーで小皿メニューが3種類とデザートがあります。

主菜から、台湾まぜそばを選び、小皿料理から1種類をオーダーしてみました。

「これを召し上がりながら、お待ちくださいね」

と出てきたの主菜についている前菜。

キノコや野菜の入った蟹粉豆腐と手羽元の煮物。手羽元はほろほろときれいに骨からお肉がはなれ、八角の独特の風味がなんともいえず…あーっビール飲みたい!!と声をあげたくなる悩ましい味。蟹粉豆腐もシンプルながらうま味のあること。

続いて小皿料理からオーダーした冷たい麻婆豆腐と大人のエビマヨ。

レモン酒のきいた大人のエビマヨはザクザクのグラノーラと。意外と合いますね、これ。麻婆豆腐は別バージョンを以前いただいたことがあるのですが、その時も面白く、美味しかったのだけど、このぷるんとした豆腐の冷たさと、しびれるラー油、そしてゴロゴロのお肉のハーモニーがいい!

そしてメイン、台湾まぜそば。

スパイシーな肉みそは卵と混ぜることでマイルドになるかと思いきや、じんわりと辛みが広がり、食べ進めるごとに味に深みが。そして見た目以上にボリュームが。個人的にはちょっと味変できるものがあったほうが楽しいかな、という思いも。まあそれは好みですけどね。

それにしてもここの小皿料理は相変わらず楽しい。そして期待を裏切らない美味しさ。

ランチしか伺ったことはないのですが、夜はコースでここの小皿料理をちょこちょこいろんな種類をいただけるそう。

次は夜来てビールできまり、ですね!

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