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8/12 現役時とのギャップに落胆する

 昨日のこと。

 友人B君と朝6時30分から公園で待ち合わせてキャッチボールをしていた。ボールは軟式A級と約8年前まで投げていたものとなっていたのだが、本当に久しぶりにそれを握って数秒で思った。

 なんか重い?

 今まで感じてこなかった重みがあった。というより驚くくらい手に馴染まなかった。

 投球をしていても縫い目が指に掛かっている感覚がなく、相手に届いているものの手からすっぽ抜けている状態だった。

 すっぽ抜けている状態だから回転数が足りていないためか、手から球が離れた瞬間の風切音なるものは一切聞こえない。もちろんキレや伸びのようなものはなく、悪く言えば回転数が極めて少ない、バッティングセンターのマシンから放たれるものとなんら変わりなかった。

 当たり前なことではあるが、現役時代に投げていた球とは程遠い。

 腕も触れていないし、球は走らない。

 分かっていたことではあるがどうしても良い時のイメージが忘れられず、それとのギャップに落胆をすることは避けられなかった。

 特に中学3年時に投げた130kmのストレート。

 高校時代から投げられなくなったが、やっぱりもう無理なのかなぁと今更ながら寂しくなったものだ。

 これから鍛え直して取り戻すことは出来るか………少し試してみたいという気持ちが湧いた。

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