意識のエンジンをアイドリングさせておく
noteの毎日更新が540日を超えた。苦しくてつまらなければ、ここまで続くわけがない。アクセス数はやっぱりさっぱり伸びてこないが、これで生活の糧を稼いでいるものでもないし、気にしないようにしている。
ネタが決まらない日の朝は「あーあ、何を書けばいいんだろ」と呆然としながらキーボードに向かう。寝坊して下書きができないままの出社だったり、気力が湧かない休日には、SNS「読書メーター」で過去にアップしていた本の感想をコピペして“お茶を濁す”。
大袈裟に書けば、24時間いつも「何かネタはないかな」と考えている。
ちょっとした思いつきがあればスマホにメモを残す。「常に精神エンジンをアイドリングさせている」という感覚だが、これも決して苦痛ではなく、かえって「易きに流れること」を阻止してくれているように思う。
報道セクションに在籍していた際はニュースに対してアイドリング状態にいた。報道局ではどの部署にいたとしても、大きな地震などには反応しなくてはならない。
異動によってこれは“解除”になったわけだが、それでもスマホには各種ニュース速報の通知設定をしているので、北朝鮮が弾道ミサイルを乱射した今朝などはピコピコとひっきりなしだ。「ああ、元同僚たちはいまごろ大変だろうな」などと考えている。
業務上の緊張状態がなくなったのは、本当にありがたいこと。それでもまだ50代。だからといって“エンジンオフ”になってはダメだろう。
noteの毎日更新はそのためのベストな生活習慣。つくづく「いいものを見つけたものだ」と思っている。
(22/11/3)