指先で考えている~キーボード考ふたたび
「静電容量無接点方式」のキーボードレンタルを開始して1週間が経過した。
ここまでの経緯はこちら
レンタルしているのは東プレのリアルフォースというブランド。テンキーレス、日本語レイアウト、無線接続、キーの重さは配置ごとに違う「変荷重」のR3HC12というもの。持ち運びはせずに会社で使っている。
なるほど、キータッチはスコスコと軽快このうえない。「ほおー、これですなあ」というところだが、実は期待したよりも少しもっさり重いという懸念もある。これは「変荷重」タイプのせいかもしれないので、すべて30gの製品はこれとは違った感触があるのかな。
さらに。
現在使っている外付けキーボード(メカニカルタイプ)は「WindowsとMac対応を標榜しているのでキーにWindowsマークが刻印されていない」「F1からF12がファンクションキーを経由する必要がある」などの不満点があるのだが、これが解消されるのはかなりのストレス軽減と気づいた。
しかも。
なんと、今ならAmazonプライムデー先行セールで東プレ製品が15%OFF。36,500円が31,042円だ。あれ?Amazonポイントも使われないままかなり溜まっているぞ。
しかし。
それでもやはり3万円という金額は、キーボード“ごとき”にポンポンと差し出すことができるものではない。
そもそもいまの自分にとってキーボードの重要性はどこまであるのか。この1週間を振り返ってみると、業務が閑散期であったこと、noteがネタ切れスランプであることで、あまり触っていなかったのだ。
考えはさらに広がる。
“たかが”キーボードではあるが、ブラインドタッチで文章を綴っている日々を思うと、もうこれは「指先で思考するための道具」にもなっているのではないか。60歳10カ月となったいま、“捨扶持再雇用”もあと4年余りになった。その後のパソコン環境をどう構築するかはまったく未定だが、ラストスパートにいい道具を選ぶくらいのぜいたくは許されてもいいのではないか。
あれこれと悩んでいるうちにレンタル期限は1週間を切ったし、Amazonのセールが終わってしまえば自動的に5000円の値上がりだ。
ううむ。
(24/7/14)