坐禅8日目:世界はヒントをくれている<30分間>
今朝も5:30起床。
昨日、世界に自分を溶け込ませる感覚を得たので、継続してチャレンジ。
途中途中で頭の中の思考が始まってしまったけれど、また新たな感覚を得ました。
それは、全身で世界を感じること。
自分の表皮全体へ感覚を集中し、世界の全てを吸収するイメージ。
空気に触れている腕の部分、服に覆われている部分。自分の肌全てが世界とつながっている。
「千の風になって」という歌が人気を博したことがあった。
人間はたった一つの細胞から始まり、分裂を続けて成長し、やがて成長が止まるとゆるやかに終わりへと向かい、最後は煙と灰となり(千の風になって)、世界に還っていく。
拡大と収束。
エントロピー(熱力学や統計力学、情報理論などで使われる用語)の動きや偏りによって、物質や生物が存在しているわけで。
なんだろう、とっても細かい砂つぶのような物質たちが、この世界には常に散らばっていて、形を作ったりバラバラになったりしながら世界は創られている。
だから、私たちが気付かないところで始まっていることも終わりかけていることもたくさんあるし、常により自然な方向へと少しずつ世界は変わり続けている。
詰まる所、世の中の需要や人の気持ちを掴むことができるのは、その感覚が研ぎ澄まされていて、掬い上げることができる人なのだろうと思った。
人は一挙手一投足、無意識のうちに情報を発信し続けている。
それが大きなうねりとなり、世界は作られる。
なぜ、その言葉を発したのか。
なぜ、その行動を起こしたのか。
夫の姿を見ていても思うけれど、観察力がある人は視野が広く、敏感で繊細。ちょっとした変化を見逃さない。
私はまだ気付いていないことだらけで、伝えたい人にこの言葉が伝わっているのかもわからないけれど、本当はもっとたくさんの人に届けたいし、共感し合いたい。
もっともっと、自分を磨かなければ。
言語化能力が乏しく、感覚をうまく伝えられないもどかしさよ…
今日感じたことは、曲がりなりにも何かを続けると、気付くことがたくさんあるということ。
私は禅宗のお寺にもまだ伺ったことはないけれど、それでも坐禅を続けたら日々発見があるし、良くなっている感覚がある。
日常は劇的には変わらないけれど、昨日よりも今日、今日よりも明日はもっと良くなるだろうという確信は、ある。
それだけでも、人生は捨てたもんじゃないし、未来が楽しみになる。
そういう気持ちを、もっとたくさんの人に感じてもらうきっかけを作れるように、これからも発信していきたいと思います。
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