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世界史全般がめっちゃくちゃわかりやすくなる語族の分類について
今回は私がこれから投稿していく歴史全般の記事の理解がしやすくなるために言語と宗教や哲学などという人間の文化において最も重要と言える部分の概要について非常に簡単に解説していきます。
それではまず言語の分類についてですが簡単に言うと同じ言語から分岐したことが証明できる言語達をまとめて『語族』と言い、ニヴフ語、アイヌ語、朝鮮語などのように同じ系統の言語がそれ一つ、もしくは幾つかの方言か言語かわからないものしかない場合もあります。
また、『言語』と『方言』の違いについてですが言語学の観点からは互いに通じない場合はもう別言語、通じるのであれば方言と扱いますが、使っている文字や確立された文章語などが違うと翻訳や文化的背景など色々不具合が起きるため、たとえばセルビア語、クロアチア語、ボスニア語、モンテネグロ語の四つは完全に同一の言語でありながら、別言語と規定されます。
そして、それとは逆に複数の言語が属すのに同じ標準語を持っていたり、文化的には隔たりがない同じ民族だったりするとまとめられて一つの言語として扱われる場合があり、実例としてはアラビア語が30、ケチュア語が44、サポテク語が58、中国語が13の言語を実際には含んでいるとされています。
また語族が全く異なっても長く隣に存在していれば自然と言語的な特徴や単語が似ていくという傾向があり、これによって形成された系統違うけど似た言語達の塊は「言語連合」と呼ばれ、実例としてはギリシア語・ルーマニア語・ブルガリア語などが属すバルカンのものや、モンゴル系言語やトルコ系言語のアルタイ系と呼ばれるものなどがあります。
それでは次回からは語族に関する投稿もしていきます。