特に変わった所はありませんでした。

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※ネタです。

「そうですかぁ。昨日、ご覧になられた・・・?」

「はいはい。見ました見ました。いつもと変わらない感じでしたよ?まさかねぇ・・・そんなねぇ?驚いてます。あの、私も今朝知ってぇ・・・えー、そんな風には見えなかったよね?なんて、話してて・・・。」

「因みにどの辺りですか?」

「ここですね。はい。この上です。えぇ。もうあの・・・片付けられてるんですけどぉ・・・。」

「こう・・・こう、ですかね。この向きに・・・。」

「そうですそうです。その向きにタップしてあって、アタッククリーチャーを指定した所でしたね。私が見た所だと。」

「どう思われました?」

「んー、特に変わった所はありませんでした・・・よ?んー・・・あっ!そういえばっ!」

「何か?何か思い出されましたか?」

「いやあのっ、言われてみれば、言われてみればなんですけども、チャンプブロック出来るクリーチャーが何体もお相手の場に・・・。」

「戦場に。」

「そうですそうです。戦場に出てましてぇ・・・考えてみると、考えてみるとですよ?チャンプされるのに単独でアタックに行くのは、んー・・・ちょっとぉ・・・。」

「おかしいなと。」

「ですねぇ。ちょっと、んー・・・不思議な感じがしますよね。」

「そうですねぇ。ちなみにチャンプブロックが出来るクリーチャーは・・・。」

「トークンです。えぇ。」

「何体ぐらいいましたか?」

「んー・・・ちょっと正確な数は分からなくて・・・盤面を・・・。」

「戦場を。」

「えぇえぇ、戦場をよく見てなかった・・・いや、全体像はね?形勢はしっかり見てたんですけど、トークンを一枚一枚管理してらっしゃったので・・・。」

「あー、重なって?」

「そうです。多分なんですけどぉ・・・んー、10体はいたかな?もっといたかもしれないんですけどぉ・・・。」

「多いですね。それはかなり。」

「多いですよね。どうしてアタックするのかなぁと思ってたんですけど、私、直前にドロップしてまして、0-3したんでね?そこで帰ったんですね。なので・・・驚いてて・・・。」

「形勢的には?」

「トークンを場・・・戦場に大量に出していた、井口さんが優勢だったんですよ。でも勝ったのは・・・。」

「宇野さんだったと。」

「えぇえぇ、ですので、昨日一緒にエントリーしたMTG仲間と、そんな風には見なかったよねぇ。と話してた所でぇ・・・。」

「なるほど。分かりました。ご協力ありがとうございました。」

「いえいえいえ!今お話しした通り、昨日見たと言ったんですが、そろそろ宇野君がショップに来る頃なので、彼に直接聞いてみるのがいいかと思います。」

「ご丁寧にありがとうございます。それでは、ショップの外で・・・。」

「いやっ!店長、いいよね?・・・うんっ!ここで!ここに座って待っててもらっていいので!どうぞ!・・・お菓子もありますよ!」

「ありがとうございます。ではお言葉に甘えて。」

「どうぞどうぞ!・・・失礼ですが、昨日エントリーされていたんですよね?確かに私もあの、なんとなくですけどお見掛けしていた気もしますし、その試合の直前までいらっしゃった気も・・・。」

「はい、いました。0-3ドロップしてすぐ帰ったんです。だからその・・・気になって。えぇ。」


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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