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通訳案内士で年間1000万円稼ぐための方法

※ 2025年1月1日追記
過去最高益が出たので収入金額と方法について記事を追加しました。
脱サラ2年目32歳の全国通訳案内士&カメラマンの2024年の収入と生き残り戦略を公開する

ども、其田です。2020東京オリンピックを目前に「通訳案内士で年1000万円稼げるといいよね」というやりとりをTwitterで通訳案内士派遣業の会社の中の人としました(ここでは年商(売上から交通費や宿泊費や外注費など引く前)で1000万円という前提で話します)。きょうは「通訳案内士で年間1000万円稼ぐことはできるのか?」をテーマに解説していきます。


年収400万円以上は全体の4%程度

平成26年12月の観光庁の調査によると、

・年収199万円以下:57.5%
・年収200〜400万円以下:11.9%
・年収400万円以上:4.0%

とのこと(母数は1564名)。

未就業や兼業の理由は

・一定の収入が見込まれないため:45.9%(約半数)
・現在の仕事を退職・引退するつもりがないため:36.8%
・自営業として独立する見込みが立たないため:22.1%

この調査はわりと信憑性あると感じていて、通訳案内士の相場は派遣やエージェント経由だと1日2万〜4万円、個人で直接うけても4万円〜5万円くらいなんですよね(トップ通訳とかだと10万円超えも可能らしいけどあんまり聞いたことない)。となると1日4万円いただけたとして1000万円稼ぐ場合

4万円×250日=1000万円(月20〜21日稼働)

となるわけですが、日給4万円の仕事をコンスタントにそんなにつくれるかというと其田の知る限りそういう人はほとんどいないので兼業や副業の人が多いです。

ということで、

”通訳案内士単体” で、年1000万円稼ぐのはふつうに仕事を受託してるだけでは無理っぽい

というのが結論です。このあたりは以前日本最高齢90歳の通訳案内士ジョーー岡田さんに単独インタビューした記事にも書いています。

【参考】
ラストサムライ90歳の通訳案内士ジョー岡田に聞くこれからを生き抜くための3つの秘訣

これが例えばベテラン通訳で国際関係のカンファレンスの通訳とかゴリゴリやって、例えば1日10万円を稼げる人であれば

10万円×100日=100万円(月8〜9日程度稼働)

みたいに十分行けると思うのですがそのレベルの通訳とコネクションがある人ってそんなに多くないと思うんですよね。

通訳案内士で年1000万円稼ぐにはどうすればよいか?

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