旅する写真家夫婦のこれからの生き方(地方移住・二拠点・複業・半農半X・空き家再生DIY)
SONOです(Profileはこちら)。きょうは僕たち夫婦の生き方や価値観を、文章と写真でお伝えしていこうと思います。
僕たちのプロフィール
まずはプロフィール紹介。夫の僕は平日は会社員(気象予報士・Webデザイナー)、休日は個人事業主(フォトグラファー・通訳案内士)をしています。一度フリーランスに失敗し就職、就職後も写真をあきらめきれずに会社の役員と交渉して副業許可をもらいました。現在はフレックス勤務をしながら
国内:家族・ウェディング・イベント・コミュニティ・広告
国外:海外企業の広告・インバウンド旅行者のバケーション
の撮影や通訳ガイドをしています。
詳しくはこちら ➡ 会社を説得して副業許可をもらうまでにしたこと
パートナーのありちゃんは、香川県で社会人を3年経た後に中古物件を買い取り、リノベーションして女性専用のシェアハウスを経営しています(体に優しい無垢材や漆喰を利用。リニューアルして住居者を募集しているので、興味のある方はご連絡ください ➡ ALINCO house)。
家族構成
続いて僕たちの家族構成。僕は長男、ありちゃんは長女。それぞれ兄弟がいます。いろんな家族の課題もあるのですが、2人で楽しく生きております。
夫婦の歴史とキーワード
続いて僕たち夫婦の歴史とよく聞かれるキーワードを並べました。
1つずつ解説していきたいと思います。
高校から10年間の交際、事実婚を経て入籍
2009年の高校3年生から交際をスタートし、2017年に事実婚、その後2019年に入籍。お互いはじめての恋人だったのですが、自由奔放に生きていくタイプなので、浮気や破局などなく、遠距離恋愛で月1回会うか会わないかみたいな距離感でした(縛らず縛られずな関係)。
事実婚はありちゃんがシェアハウスをするにあたって個人事業主になった際に、社会保険の負担軽減のために役所で手続きをしました(動機が不純な気がする)。
・お互いが独身であること(戸籍謄本)
・生計を共にしていること(なんか用紙を書いた)
を証明する必要がありました。事実婚の手続きをすると住民票に「妻(未届)」と記載されます。さらに社会保険上の扶養に入れるようになります(健康保険と国民年金の支払い免除)。ただし、税法上の扶養や会社の配偶者補助などは出ない場合がほとんどなので確認しておくとよいですね。
その後、交際10年記念日に入籍をしました。夫婦で入籍届を出して、お世話になっている方に写真を撮っていただき「手続きが面倒くさすぎる!ネットで変更、もしくは夫婦別姓でいいのにね。」なんて話をしながら免許証などの名義変更に一緒に行きました。
別居婚・多拠点
其田は東京・京都・大阪が拠点、ありちゃんは高松と京都を拠点にしています。週5日同じ空間で働くのが難しいんですよね。世の中の「普通」になじめない社会不適合夫婦なのですが、それでもなんとかカメラ・ガイド・シェアハウスなど、いろんなツールを駆使して多拠点で生きています。
「夫婦はいつも一緒にいなければならない」
という謎の価値観が(特に僕たちの親世代に)ありますが、僕たちはそうは思いません。自分だけの時間も大切にしたいし、それぞれやりたいこともできるだけやる。お互いを見つめ合うのではなく、お互いの共通の夢に向かって歩んでいく、そんな関係性でいたいと思うのです。もちろん子供が出来たら環境が変わります。でも、工夫してできる限り束縛のない関係性を持続させたいのです。
夫婦で複業
週5日激込み通勤をして同じ空間で働くのは僕たちにはツラ過ぎました。いくつかのナリワイをもち、日々違う仕事をするほうがあっていたんです。たくさんの人に支えられながら世界中からお仕事をいただいています。ありがたい限り。
選択的DINKs(ディンクス)
Double Income No Kids (夫婦共働きで子供をもうけない)という夫婦のことをDINKs(ディンクス)というそうです。子供が欲しいか?といわれるとわかりません。自分達で育てられる自身もないし、やりたいこともあるし、いまはまだいいかな、という感じです。
結婚式なし・指輪はAmazon
結婚式は平均300~400万円くらい、結婚指輪は20~25万円くらいするそうです。僕たち2人はそこにお金をかけるよりも、自分たちの日々の暮らしにお金をかけたいと考え、結婚式はなし、指輪もAmazonで2人で3000円程度のものを購入しました。普段は仕事にあわせて、東京・京都・瀬戸内など行き来しつつ日々旅するような生活をしています。
(交際10年記念に瀬戸内をまわりました)
そうそう、ドレス写真は自宅のスタジオで自撮りしました。極端なことをいうと、これ1枚あれば僕たちは満足なのです。
オフグリッド車中泊でスナフキン生活
そのかわりといってはなんですが、車を買いました。長年の夢だったのですが、屋根にソーラーパネルをつけたり、組み立てベッドを入れたり。キャンプや車中泊をしながら国内をまわって撮影をしていきます。
香川県高松市で空き家をDIY・リノベしてシェアハウスを運営
それから、香川県高松市で新しくシェアハウスをはじめることにしました(2戸目)。中古一軒家を安く貸してくださる親切な大家さんがいて、自分たちで漆喰を塗ったり床を貼ったりしてDIY・リノベーションしていきます。
詳しくはこちら ➡ フリーランスカメラマンが地方でシェアハウスをする理由
二拠点生活・テレワーク・複業しながら築100年の古民家をリノベ
さらに2020年8月にはコロナをきっかけに築100年の古民家を購入しました。電気工事士の資格を取得して自分たちでリノベーションをしながら、都会と田舎のいいとこ取りをする生活をしています。
詳しくは「写真家夫婦が28歳で築100年の古民家を買った話」のマガジンでまとめています。
半農半X
築100年の古民家では60種類以上の果樹や野菜を育てています。
兼業農家・半農半X的な暮らしを取り入れながら、3-5年後には果樹や野菜が食べ放題になればと考えています。
社会不適合な僕たちは、どうやったら「普通」から逃げられるだろうか
世の中にとっての普通ってありますよね。
・普通に大学を卒業して
・普通に会社に週5日勤めて
・普通に家や車を買って
・普通に子供をもうけて
・普通に定年まで働いて余生を過ごす
でも、僕たち夫婦にとってこの「普通」って辛すぎるんです。息苦しいというか、しんどいというか。でも、そんな僕達にも大切にしたいことがあります。
どうやったら半径2mの大切な人を大切にできるか
友達が多いわけではない僕たち夫婦ですが、だからこそ、半径2mくらいの大切な人は大切にしていきたいなぁと考えています。いろんな挑戦や失敗を繰り返しながらもがいている最中ですが、自分たちの大切な人を大切にできる人生を送りたいのです。
発信を続ける
最近ではありがたいことにメディア取材の機会を多くいただいています。あこがれのさんまさんと共演させていただいたり、アベマプライムの生放送に出演したり。
自分たちの想いや暮らし方働き方をこれからも発信していければと思います。詳しくは Profile をご覧ください:)それではきょうはこのへんで。またお会いしましょう。
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