2021/05/07
(何故か縦向き画像が横向きに表示されてます。)
都会の喧騒から離れ、熱海に行ってまいりました。
有給会得から一年以内に5日間の有給消化が義務化されてから弊社では先に有給日程を決めるようになりました。なので緊急事態かどうか関係なく休みが来て困りました。
家でねんごろしても良いのですが折角の平日休み、何処かへ行きたいという欲望を抑えきれず色々画策していたのですが都内は緊急事態宣言で思うように動けません。(閃光のハサウェイ観たかった……)
そこで白羽の矢が刺さったのは熱海。調べてみると在来線を駆使すれば千円ちょい、新幹線を使っても4000円前後。
どうせ寂れた観光地、人も少ないだろとたかを括って決定。
これが昨日の話。
往路は在来線使用で朝9時に到着、一人で2時間はすこし長い。
まん防のため封鎖される駅前足湯。
天気は微妙ですが一緒に落ち込む仲間がいないのは一人旅の特権です、他人の財布も機嫌も気にせずに店に入れるのもいいです。結構好きです一人旅。
無計画旅行なのでひたすら散歩で散策。バブル期に発展し崩壊と共に衰退した観光地、シャッター街と廃墟と土産屋が入り混じる。そんな混沌として世界に溶け込む風俗店はなかなか乙なものでした。
別段やることもないが海も見れたし大体満足、この時点で目標の60%はクリアしています。
まだ店も満足に開いていないので取り敢えずジョナサンでお茶を濁します。
海側の席は消毒中といいう名目でクローズ、海沿いという長所を活かせない上に設備もボロボロなので星一つ!と叫びながら退店しました。先程気付いたのですがスマホスタンドをここで忘れたので星0個に格下げしておきます。
11時に店を出て適当な店で地魚海鮮丼を頂きました。旬の魚の知識なんてないのでこの手の曖昧な名前の海鮮丼ものは無知にとってはありがたい。しかし無知なので魚の名前を食べる事になる諸刃の剣なので注意しましょう。椀はアラ汁でした。おいしかった。(星3つ!!!)
残りのタスク消化の為に温泉を探し求めてグーグルマップで「熱海 日帰り温泉」と検索して出てきた温泉はこんな感じ。
どうやって入浴しろと、
結局クーポンサイトで見つけた駅チカの温泉宿の日帰り湯に決定。
マップを見てみると道中にクロンボという名の喫茶店がありました。(まさかな……)と思いつつも着いてみると看板に黒人のイラストが。流石バブルと共に栄えた観光地、放送コードもコンプライアンスもなんのその。どうやら未だに営業しているようなので熱海的にはセーフらしいです。
温泉宿に着いたが日帰り湯はまだ始まってなかったので駅前の雑居ビルの入っていた喫茶店で時間を潰す。サイフォン式のコーヒーって味が濃くて好きです。手淹れだなんだの酸っぱいコーヒーしかださないアメリカ西海岸からきたオサレコーヒー店は見習って欲しいです。
温泉は時勢も時勢、日にちも日にち、時間も時間なので貸し切り状態でした。
狭くてオーシャンビューにも程遠い露天風呂ですが気楽に浸かれて良かったです。効能だか泉質なんか分からないので広くて温泉という名が付ければなんだっていいんですよね。大事なのは脚を伸ばせることです。
帰る前にもう一度海を見たかったので坂を下り、ついでに「貫一お宮の像」をみてきました。女性を足蹴にしてる男性の像、金色夜叉を知らなきゃ完全にアウト。ガルチャンに取り上げられそうですね。
帰る前に駅ビルを散策。
taspoが廃れた今、タバコの自販機なんて珍しいと思って近づいてみるとユーモラスなお茶っ葉の自販機でした。熱海が静岡だという事を思い出させてくれます。
復路は贅沢に新幹線。初めて金券ショップで切符を購入しました。キオスクで購入した静岡の地ビールとイカの燻製を携えて搭乗。緊急事態宣言真っ只中なので自由席が本当に自由でした。
30分程度の短い乗車時間ですが数える程しか乗った事のない新幹線はウキウキです。こだまも初めて乗りました。実は新幹線乗りたいという事で決定した熱海だったりします。これにてタスク完遂ですね。
何となく決めて何となくで行った熱海旅行、思ったよりリフレッシュできました。
意外とお金も掛からなかったのでまた機会があれば行きたいです。
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