アラサー結婚報告にザワつく
まだまだ暑いけど、朝晩は涼しくて、確実に秋が深まっていっている。
久々の男友達に連絡すると、
結婚していた。
まさかだった。
彼女いない歴=年齢
だった彼。
2年ほど会ってなかったが、
共通の友だちの話で用があり、
連絡し、結婚した?
とさらっと文章の中に入れたら、
シンプルに返ってきた。
なんとなくだけど、
少し優しくなっているようなそんな感覚。
私が、
恋に落ち、ズタボロになっている間に
確実に彼は彼女と出会い結婚しようと
一大決心をして、
一緒に暮らす女性ができたのだ。
昔はよく、二人で恋愛疎い組で、付き合えば?とか言われていたが、お互いそんな関係にはならず、でもグループでいると楽しい、確実に友達だった。
そういうからかいももうないのかぁと思うと少し、
なんか、寂しいなぁと思ってる自分もいる。
昔は30を過ぎると、結婚を祝えなくなる、と行ったことが漫画に描いていて、
友達の幸せを祝えないとか終わっている、と思っていたし、
仲の良いの人たちの結婚報告は今も嬉しい。
だが、
微妙な友達に関しては、確かに胸がざわめく。
昔、私を馬鹿にしていた小学生の時の学校のリーダー核だった女の子は、
同じ小学校のイケメンと結婚したと聞いた。
そんな情報かなりどうでも良かったが、
心が曇るような感覚がした。
なぜあの子は結婚できて、
私は出来ないのか。
自分が欠陥品だからなのか。
ただタイミングが悪いだけなのか。
相手に必要とされるような魅力のある女性として、
自分を磨いていく努力が必要である。
若い二人の恋愛結婚でなく、
30を過ぎた、妙齢の結婚であるのであるから、
ある程度の覚悟が必要なのだ。
そういう方向へ賢く持っていかないといけないのだ。
大した美人でない自分は、
心地の良さ、女性としての賢さ、相手のプライドを立たせながら、
うまく手のひらで転がせる力が必要なのだ。
好き勝手に言ってるだけでは、絶対結婚出来ないのだ。
努力がいるのだ。
男友達の奥さんは、しっかりものだと聞いて、
それができる賢い人なんだと思った。
彼の頼りないところではなく、
優しくて、人から恵まれているところを見て、結婚したんだな。
私は、男性の嫌なところを見ては、
距離を置いていった。
自分の気持ちがついていかなかった。
連絡を取るのも、
会うのも、笑うのも嫌になっていった。
そうやって、向こうから去っていった。
私は特に男性に強くあたることが多いらしい。
特に自分に好意を持っている人に対して。
自分に向ける目線もそうだ。
自分の出来ないところ、
汚いところを見て、
自分を責めたりする。
きっと自分に向ける視線が、もう少し寛容になれば、
男性に向ける視線も柔らかくなるのだろうか。
好き
といった感情はもう特に求めてなくて、
安心感
をお互いが感じられたら。
自分だけでなく、相手もそう思って欲しい。
それが相性がいいということなんだろうな。
男友達の話に戻るが、
いつか男友達が奥さん連れて、みんなでまた遊びたいけど、
その時は、私に恋人ができてから出ないと、
ただ惨めになるだけな気がする。
今までは二人でいじられたけど、
もう一人だけだもんな。
仲のよい友達家族と遊ぶのは本当に楽しい。
友達に旦那さんができると、交友関係も広がるし、
それは、楽しい。
子供がいるから、とか結婚してるから、
と言った理由で遊ばなくなった友達はほぼいない。
そこは逆に自分を高めてくれる大事な場所であるから、大事にしたい。
けど、
まだまだ、結婚に関しては、
複雑で、胸がざわつく日が続く。
でも秋は穏やかでいたいので、婚活はゆるくお休み。
この秋は自然と触れ合ったり、
会えていなかった友達に会ったり、そう言った時間にあてる。
ざわつくことは多いけど、
そういう時こそ、少し視野を広げる。
そんな中で、鴻上尚史さんのとある記事を見つける。
「容姿が悪く、交際経験が一度もない」47歳女性に鴻上尚史が本音で応える
https://dot.asahi.com/dot/2019082600064.html
と言ったもの。
通じるものがたくさんあって、泣きそうになった。
私も恋愛経験もそんなになく、自信もないし、
30過ぎているけど、少しだけ気持ちがホワッとなった。
思い詰めても、仕方ない。
考えても仕方ない。
少しだけ、
希望を持って
今日も
歩むしかないのだ。