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やわらか筆文字欧文フォントを作る理由みたいなもの(19.01.19.)
筆ペン(毛筆)はカリグラフィーペンとは違って、カスレが生まれやすく、また線幅を大きく変化させるのが得意なペンです。筆者は上手い文字を書くことは早々と興味を失い、先述した特長を持つ筆線字体に対して強く惹かれました。それから5年ほど経つ今年、一つの区切りとして今回フォントを作ることを始めました。
筆者が目指しているフォントというのは輪郭がリアルの筆線をベースにしたブロック体です。アルファベットを毛筆で書いたフォントはたくさんありますが、調べたところ筆の勢いやカスレなど生かしたフォントがメジャーで、文書作成用に耐えられそうな落ち着いたフォントというのはなかなか見当たらないです。
自分が知らないだけで既に世の中に出ているのかもしれませんが・・・、もしないというなら作る価値はあるだろうな、と判断しました。筆線が生むふわふわとした質感の魅力というのは、上の画像を見ていただくと分かるかもしれません。個人的にはこういった筆線の輪郭は「目に優しく感じるはずだからアルファベットでも同じようなことができればいいな・・・あったら自分が使いたいわ!」と思ってます。
近況としては、この4日間「0」から「9」までの数字たちと格闘していました(タイトル画像の「9」は採用候補の一つだったものです)。できた数字の見栄えがイマイチ分からなかったのでTシャツを試しに作ってみました。
まだまだフォントの完成には時間がかかりそうです。
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