【NEWS考察】 誤解で済みますか?
8日から日々、問題視され続けている、加藤大臣のいわゆる「誤解発言」今まではそんなに重く受け止めていませんでした。ただ基準が変わったものだと認識していたからです。PCR検査も毎日多く検体が持ち込まれることで、データ検出が可能になったものだと勝手に思っていました。
もちろんコロナに関して無関心だったわけではなく、消毒液やマスク、外出自粛などクソ真面目というくらい守ってきました。
でも、今日のNスタを見てハッとなりました。お亡くなりになった方はどうなるんだ。。。50代の女性の現実が報じられていました。その方は新型コロナウイルスでお父様を亡くされたそうです。ご家族は本来の医療機関への受診の基準であった37•5度以上が4日間という目安を厳密に守っていたそうです。お父様も発熱があるものの、医療機関の人々に迷惑をかけてはならないとお母様と娘さんに注意し、国が決めた目安を守り続けたそうです。
しかし残念ながら、そのお父様は感染しており、数日後お亡くなりになったそうです。一概に国の決めた基準が曖昧だとか、いい加減だ。という根拠がないため、ただひたすら感情を押し殺していたといいます。
そんな中で、加藤大臣の「国民が誤解してしまった」と言わんばかりの発言があり、感じたことのない虚無感があったそうです。なら熱のあった時点で、PCR検査を受けられたじゃないか。もっと早く治療をできたのではないか。と
もしかしたらお父様は助かったかもしれない。
確実にそうだとは決められませんが、国の決めた基準を守り続けた上で亡くなった方やご遺族の方の気持ちを考えると、無念でなりません。政府にはこういった悲しみに暮れるご遺族への配慮のかけらもなく、憤りました。
特にこのニュースに関心を持った理由は、僕の母も50代で、つまり僕の祖父母にあたる世代だからです。政府の方ももちろん日本の存続のために頑張っていらっしゃると思います。しかし、亡くなった方はその人にとってたった一人しかいない存在なんです。もう帰ってこないんです。この無念さが分かりますか?その人としての配慮が本当にに足りていないと思います。
人の命よりも政治ですか?自分のポジションですか?
この人たちに頼らなければならないのかと、失望しています。こんな時にも関わらず、検察の定年を伸ばす検察庁法改正案を掲げる理由もわからないし、国民主権が守られていない今の日本は、日本ではないと思います。
今回のニュースが本当に心に刺さったので、書かせていただきました。言葉遣いも悪いと思いますが、ご留意ください。