Photo by odapeth 【詩】再生 7 m 2024年5月11日 02:03 たまご色のやわらかな光がぼんやりと浮いている埃っぽい部屋の中で泣いていた君を見ていた、といういつかの記憶ラジオは今も壊れたまんまだと言っていたがほんとうだろうか消えたいなんて思わなくても大丈夫、半月の夜に、君は一度消えているのだから焼け跡に見つかった乾いた涙の筋は花を添えてももう遅くて絶え間なく濁った水がすぐ近くまで来ている君が生まれてきたことを今日僕は信じられないほど静かな気持ちで大したことのないささくれをいじりながら嘘だったんだろうと思っている ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #詩 #言葉 #現代詩 7