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作文の秘訣は「自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文書で書く」ということ

人生の折返し地点を超えた年齢になっても、「言葉」は一生使うものだし、文書力があると仕事もスムーズに進むので、得意であったり上手いに越したことはないと思っている。

そんな思いから、いろいろと文書の書き方について良い本を読み漁っていたら、井上ひさし氏が作文の秘訣を一言で語っていて、「なるほど!」とうなってしまった。

作文の秘訣を一言で言えば、自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文書で書くということだけなんですけどね。

これは、作文の本質をついた見事な一言だ。

それにしても、文章の上手い人(=文章で他人を魅了できるひと)は上記のように世の中の複雑な事象や仕組みを「一言で言うと、、、」で表現できますね。

先日読んで、とてもおもしろかった下記の本では、楠木教授が「仕事」というめちゃくちゃ曖昧な言葉を見事に「一言」で定義していて、こちらも感動してうなりました。

楠木教授が「ビジネス」の本質を表現したこの部分です。

結局ビジネスというのは、BtoBだろうがBtoCだろうが、人間が人間に対してやっていることです。ビジネスで一番大切なものを1つだけ挙げろと言われれば、私は「人間に対する洞察」と答えます。


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