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祝福とは
ガソリンスタンドの壁に貼ってあった詩を何気なく読んでみた。
そして、とても感動してメモしてきた。
『神の慮り(おもんばかり)』
大きな事を成し遂げるために
力を与えてほしいと神に求めたのに
謙虚を学ぶようにと弱さを授かった
より偉大なことができるようにと健康を求めたのに
より良きことができるようにと病弱をあたえられた
幸せになろうとして富を求めたのに
賢明であるようにと貧困を授かった
世の人の称賛を得ようとして成功を求めたのに
得意にならないようにと失敗を授かった
求めた物は一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた
神の意に添わぬ物であるにかかわらず
心の中で言い表せないものは全て叶えられた
私はあらゆる人の中で
最も豊かに祝福されていたのだ
約150年前の南北戦争時代、負傷した南軍の無名の兵士が
ニューヨーク州立大学病院付属のリハビリテーション研究所の壁に書き残した詩と言われているという。
この詩を読んで、「祝福」ということを改めて考えた。