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大きな丸い月が 空に浮かんでる 時々雲に隠れながら 明るい光が僕を照らす 何故こんなにも魅…
薄暗い空を皎皎と輝き 薄暗い朝を占領してる 遠くに見える山ぎわが ピンク色に染まりだし 山…
久しぶりに都心に行くと 相変らず電車は混んで 押し込まれて、栓されて 僕は窓に貼りついた …
この月をあなたと見てる 何処か知らないあなたと 大きく輝く月を見上げて 何処にいるあなたを…
夜の街を車で急ぐ 道路を挟む家の波 空には星が一つ 浮かんでる 瞬く星に見つめられ 瞬く星…
薄暗い明け方は 寒さで 布団を抜け出せない それでも時計に 催促されて 起き上がって カーテ…
* 「詩 雲月」の其の二です。 序 月のない夜の情景を詩にしました。 僕と、切れそうな蛍光灯と、月の関係を 二首で表現しました。其の一は、以下です。 * 月のない夜 温い空気と 滑るような風 肌に纏わりついてくる 耳には微かに虫の声 薄暗い夜に浮かんでる ゆったり流れる時の中 僕の胸は痛くなる 目に飛び込む 明滅する灯り 切れそうな蛍光灯 チカ、チカ、と瞬いて 静かな夜の邪魔をする 僕の少しの苛立ちに 隠れていた月が ゆったり顔を覗かせる 雲のすき間から 僕