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青く晴れた空 すこし濡れた物干し 冷たさに震えていた 天気予報を調べ 洗濯物を干した 目の前…
公園の芝生はパレット 黄の点が散らばって 赤の点が隙間を埋める 緑は淡く浮かんでる イチョ…
*はじめに 今年11月16日の月は藤原道長が見た望月と ほぼ同じ形らしい。 (ニュースで知りま…
イチョウの葉の緑は映えて 雑居ビルの壁は白く光る 照り返す朝の光 空の青を透明にする 突き抜…
イチョウ並木を歩けば たくさんのギンナンが 道に落ちている 雨の日であればさらに たくさん…
朝 カーテンを開けると 空は青く 晴れていた 窓を開けると冷たい空気 ベランダには冷たい風 …
*はじめに 田中一村の「枇榔樹の森」を見て 感じたことを詩にしました。 * 詩 南国の深い森の中 枇榔の樹が空を覆う 薄暗い森を枇榔の葉が スコールのように降りそそぐ 真っ青な蝶が白い花にとまり 傘をさしたように そこだけ光が射している 止むことのない雨の中でも 心にさす傘はいつもあるのだと 蝶の青さが教えてくれた 遠い南国にある枇榔の森 音のないその森の中で 真っすぐ伸びる枇榔の葉に 自らを重ねて心が安らぐのは 僕だけではないはずだ
夕暮の秋の並木道を 落ちた銀杏を気にしながら歩く 目の前には手をつなぐ若い男女 白い手と手…