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こんなにも違うんだ 満ちて輝く満月と 薄く光る三日月と こんなにも違うんだ 柔らかく開く…
高校の教室から仰いだ空は 真っ青に晴れていた 歳月は まばたきとともに 過ぎてゆき 今日、…
音のない 透明な潤んだ部屋で イヤホンを 耳に入れる 聞き慣れた 音楽が流れる 流れても流…
冬空にかかった三日月よ その尖った爪をたてるな 夜空に冷たい傷がつく その爪は僕の胸にも…
太陽の陽ざしを浴びれば やわらかな暖かさを感じ 雲が陽ざしをさえぎれば 冷たい空気に冷やさ…
ひとしきり 涙を流しても 誰も見てない 誰も知らない その涙は 流れていない その涙は 枯れ…
手を離せば 舞い上がり 手を離せば ゆらめいて ゆらゆら揺れる その先の あなたの肩に 触れて散る * ゆらゆらと 舞う落ち葉 歩きながら 目で追いかける 落ち葉は僕の 肩に触れ 余韻だけ残して 去ってゆく
秋晴れの空を仰げば 飛び出したくなる 走りたくなる こんなにも晴れた空 爽やかな風を浴び …
雲一つない 朝の空 冷えた空気が 心地いい 黄色い帽子の 小学生たち 銀杏並木の すぐ下を …