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短歌を集めました

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作成した短歌を集めてみました。短歌は毎週火曜日に投稿しています。作成した短歌はマガジンに追加していきます。
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記事一覧

短歌 炎昼

*はじめに 暦の上では立秋ですが、ピンときません。 ソロでデイキャンプに行きました。 とい…

白水
3か月前
10

短歌

停車した駅のホームを連なって
 走る学生 笑顔眩しく

夜走る 車窓に映る影二つ
 寄り添う肩を 灯り流れて

白水

白水
1年前
3

短歌

夏めいて 踊る蝶々は 
まぶしくて

古き小道に 寄る人はなく

白水

白水
1年前
2

短歌

雨降りに 濡れそぼつ僕 傘探す

雨雨雨よ 雨よ重ねて

白水

白水
1年前
3

短歌

<其の一>
夜、目覚め
胸苦しくてじわじわと

遠い光は胸温めて


<其の二>
夜、目覚め
胸苦しくてじわじわと

今、温かな光抱かれて

白水

白水
1年前
2

短歌

夕暮に 緑紫陽花 佇んで
開いた花に 余韻久しく

白水

白水
1年前
3

短歌 天の川  歌の温もり恋しくて 叶わぬけれど  叶えぬけれど 白水

短歌

其の一

便りつき
 喜びこころ躍らせて

間違いと知り
 今日もせつなく


其の二

便りなく
 見える景色は変わりゆく

寂しき思い
 語る人なく

白水

白水
1年前
1

短歌

雲の影 月は隠れて 姿見ぬ
 昼間の月は 誰も見ぬのに

炎天を 右に左に 逍遥す
 火照る吾が身は 何処ともなし

太陽が ギンギンギンと 眩しくて
 目を合わせずに 足早に退く

白水

白水
1年前
3

短歌

夕暮に雷鳴るる音響く
 雨に追われて山吹思う

白水

白水
1年前
2

短歌

改札で 靴ひも解けた 学生を
見かけて声を 飲み込んだ朝


カラス鳴く 人を睨んで 声涸らし
目を逸らされて カラスまた鳴く


カミナリの 音聞く響く 昼下り
泣き声もれて 背をさする子よ

白水

白水
1年前
3

短歌

虫の声 朝の静寂(しじま)に 耳届き
見えない姿 その在りか追う

老いが恋 僕に時雨は降らずとも
忘れな草は 生えることなく

風の音 空気の匂い 山の色
流れる景色 僕を置き去る

白水

白水
1年前
4

短歌

草刈りの香りに公園誘われて
 ボール蹴る児の影長く伸び

イワシ雲空を見上げて佇めば
 アゲハ舞い寄る寄る辺なくとも

白水

白水
1年前
5

短歌 夏燕

* 短歌を作りました。 詩を添えています。 * 短歌 夏燕 巣立つその日を 見届けよ 桜よ幾度、会えることかと 詩 子燕の腹を満たすため 田野を飛び回る夏燕 巣立つその日は いつだろう 子燕に餌を運ぶため 青田を飛び交う夏燕 桜に幾度 迎えらるのか