短歌

雲の影 月は隠れて 姿見ぬ
 昼間の月は 誰も見ぬのに

炎天を 右に左に 逍遥す
 火照る吾が身は 何処ともなし

太陽が ギンギンギンと 眩しくて
 目を合わせずに 足早に退く

白水

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