![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155935633/rectangle_large_type_2_5a607bfd3aef41e508ac4615b98c85f6.jpeg?width=1200)
映画日記 日本映画の不思議
今回は私にしては短い文章だ。
西島秀俊が謎だ。
西島秀俊は、現在、とてもたくさんの映画やテレビドラマに出ている売れっ子俳優だ。
私もよく見ている。しかし、ヤクザや犯罪者といった役をやっても、西島秀俊は、善人に見える。
しかも、どの作品で見ても、髪型も服装もほとんど同じに見える。なんでだろう?
髪型や服装の傾向を変更はしないという条件で出演しているのだろうか?
それとも、いくつかの作品に並行して出演しても、差しさわりないように、同じ髪型、同じ傾向の服装になるようにしているのだろうか?
これは、売れている俳優には、全般的に言えることだ。
みなさん、何に出てもあまり変わらない。
時には戦争映画でも、髪の毛を切ったりもせず、長髪のまま出演していたりする。なんでだろうか?
作っている人達も、それでいいとしているのだろうか?
その割に、アニメの実写化映画となると、マンガのビジュアルにとっても寄せるのはなんでだろうか?
人間離れして見えるほど、マンガ化して、平気なのはなぜなのだろうか?
訃報のあとに申し訳ないが、吉永小百合は、なんで主演映画が作られ続けているのだろうか、謎だ?
吉永小百合は、1945年の3月生まれだ。今年79歳だ。
私の知る限り、吉永小百合の出た映画は、『細雪』以降は、全部主役を演じている。
『細雪』が1983年だから、ちょっと驚異的なことだ。
2000年代に入ってからも、2年に1作は、主演映画が作られて公開されている。
私の周りには、吉永小百合ファンは一人もない。といっても、嫌いだという人もいない。しかし、吉永小百合目当てに映画館に行く人もいない。行ったという人にも会ったことがない。
昔と違って、絶大な人気があるわけでもない気がする。
映画製作の関係者が、吉永小百合よりも年下だとすると、何をどう考えると、60代、70代の女優を主演に据えて映画を作ろうと思うのだろうか?それとも、全部、吉永小百合本人の企画なのだろうか? 謎だ。
最近作の『こんにちは、母さん』は、山田洋二監督だから、吉永小百合より年上ではある。これは大泉洋主演の企画と考えればいいのだろうか。