箱庭バレー#249 【横浜10-15札幌】 札幌がブロックで優勢に進み、斎藤飛鳥が最後に決めて2連勝。横浜は井上和が奮闘も3連敗。MOMは斎藤（札幌・OP）…第8期第3節（3）
横浜10 - 15札幌
横浜と札幌の対戦は、第3節の重要な一戦となりました。
開幕3連敗を避けたい横浜は、井上和をOPに起用し、攻撃力を高める作戦をとりました。
一方の札幌は、前節の勝利で勢いに乗る中、斎藤飛鳥と橋本環奈のコンビを軸にしたバランスの良いチーム編成で臨みました。
試合は序盤から札幌が優勢に進めました。
サービスで圧力をかけ、ブロックで横浜のスパイクを封じました。
特に河田陽菜と金川紗耶のMBコンビが高さとタイミングで横浜の攻撃を阻止しました。
また、遠藤理子の的確なトスで、斎藤や菅原、橋本などの得点力の高い選手たちが次々と得点を重ねました。
前半は札幌が9-4とリードしました。
後半は横浜が反撃に出ました。井上がサイドアタックで何度も得点を挙げ、一ノ瀬もセンターから打ち込みました。
小川もトス回しやフェイントで札幌のブロックをかわしました。平尾や平岡もブロックで奮闘し、札幌の攻撃を食い止めました。
横浜は一時は10-11と追い上げました。
しかし、札幌も負けじと粘り強く戦いました。
橋本がサービスエースを決めたり、菅原がブロックアウトやカットインで得点したりしました。
最後は斎藤が強烈なスパイクで試合を決めました。
札幌は15-10で横浜に勝利し、2連勝を飾りました。
横浜は3連敗となり、苦しいスタートとなりました。
【MOM】
斎藤飛鳥（札幌・OP）
＜選定理由＞
評価点8.1という高い数字を残した斎藤は、札幌の勝利に大きく貢献しました。OPとして攻守に渡って活躍し、サービス、ブロック、スパイクでそれぞれ得点を挙げました。
特に最後の決め球は圧巻でした。
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監督コメント
白石麻衣 監督（横浜）
「今日は札幌に完敗しました。彼女たちは私たちよりもレベルが高かったです。特にブロックで苦戦しました。河田選手や金川選手に何度も止められてしまいました。井上選手や一ノ瀬選手はよく頑張ってくれましたが、それだけでは足りませんでした。小川選手もセッターとして頑張ってくれましたが、トスのバリエーションが少なかったですね。もっと攻撃的にならないといけません。開幕3連敗という結果は残念ですが、まだシーズンは始まったばかりです。次の試合からはもっとチームとして一丸となって戦っていきたいです」
朝倉あき 監督（札幌）
「今日は横浜に勝てて良かったです。彼女たちは強いチームですから、簡単には勝てませんでした。私たちはブロックで優位に立つことができました。河田選手や金川選手は素晴らしい仕事をしてくれました。遠藤選手もセッターとして安定感がありました。彼女のトスで斎藤選手や菅原選手、橋本選手などが得点を重ねることができました。特に斎藤選手は最後のスパイクが見事でしたね。彼女は今日のMOMに相応しいです。2連勝という結果は嬉しいですが、まだ油断はできません。次の試合も同じように集中して戦っていきたいです」
選手コメント
斎藤飛鳥（札幌・OP）
「今日はチーム全員で勝ち取った勝利だと思います。私は最後に決めることができましたが、それまでに河田さんや金川さんのブロックや、遠藤さんのトス、菅原ちゃんや橋本さんのスパイクなど、みんなが頑張ってくれました。横浜も強いチームでしたし、井上や一ノ瀬、小川など、乃木坂ユース時代の仲間もいましたから、緊張しましたが、楽しくプレーすることができました。MOMに選ばれて光栄ですが、これもチームのおかげです。これからもチームのために頑張りたいです」
井上和（横浜・OP）
「今日は残念な結果になりました。札幌はブロックが強くて、私たちの攻撃を防がれてしまいました。私は何度か得点することができましたが、それだけでは勝てませんでした。一ノ瀬さんや小川さんも良くやってくれましたが、札幌の遠藤さんや斎藤さんのトスとスパイクに対抗することができませんでした。特に斎藤さんは最後にすごいスパイクを打ってきましたね。彼女は乃木坂ユース時代の先輩でしたから、尊敬していますし、刺激になります。開幕3連敗というのは辛いですが、次の試合からはリセットして頑張りたいです」
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