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常にベストパフォーマンスを出す方法

この度はご覧いただきありがとうございます。メンタルコーチ箱﨑でございます。全アスリートが最大の力を発揮できる世界を目指し、日々活動しております。何卒よろしくお願い申し上げます。

今回は、【ベストパフォーマンス】についてお話をさせていただきます。

アスリートからの相談で多い内容が『どうやったら常にベストパフォーマンスを出せるか』ということです。もちろんプレーするうえで、常にベストパフォーマンスを出せれば最高ですよね。

これに関して【ゾーン】や【フロー】など、いわゆる極限の集中状態に入る方法について巷では多くの書籍やセミナーが実施され、少しずつスポーツ界で浸透し始めています。いわゆる、適度な緊張とリラックスの状態をつくり出し、目の前のプレーに最大限集中している状態に入れば、ベストパフォーマンスを発揮できるという訳です。

確かにその通りだと思いますし、その状態に入れればベストパフォーマンスを出せると思います。しかし気になることは、その状態は人によってさまざまであり、その状態へのアプローチ方法もさまざまであるということです。その為、『こうすれば極限の集中状態に入れる』とはなかなか定義するのが難しいとわたしは思います。

では、どうすれば常にベストパフォーマンスを出せるのか。それは

ベストパフォーマンスを出したときの状態を知っておく

ことです。常にベストパフォーマンスを出したいと思うアスリートは、必ず一度や二度はベストパフォーマンスを出したことがあるはずです。だからこそ、そのときのパフォーマンスを常に出したいと思うのです。

そうであれば、ベストパフォーマンスを出したときの状態を、まずはきちんと思い出す必要があります。《どんな場面》《どんな準備》《どんな考え方》《どんなセルフトーク》《どんな目標》《どんなチャレンジ》などなど

要は、ベストパフォーマンスを出したときの状態を具体的に思い出し、それぞれをその状態に近づけていくことが大切なのです。たとえばベストパフォーマンスを出したときが、≪昨年の全国大会県予選決勝≫だった場合

・試合までの準備:1週間前の練習は得意なプレーの精度を高める

・試合当日の準備:睡眠時間、食事、ウォーミングアップなど

・考え方:負けたら引退だからこそ、常にチャレンジ

・セルフトーク:今までの取り組みは何ひとつ間違っていない 今日もさらに成長できる

・目標:試合終了時、胸を張ってやりきったと言えるプレーをする

・チャレンジ:どんな場面でも自分から仕掛ける

のように、ベストパフォーマンスを出したときの状態を思い出すのです。そして、そのときの状態に今のあなたを近づけていくのです。ベストパフォーマンスを出したときと同じような状態に近づいていくことで、当然ベストパフォーマンスも出しやすくなります。もちろんその状態への入り方は人それぞれですが、状態が具体的であればあるほど、その状態に入りやすくなります。

ぜひ、常にベストパフォーマンスを出したいと考えている方は、以前ベストパフォーマンスを出したときのあなた自身の状態を、より具体的に思い出してみてください

全アスリートが最大の力を発揮できる世界をつくる

プロメンタルコーチ箱﨑


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