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自己肯定感をゆっくり育てる~その2~

前回の記事で自己肯定感の一つ、「自尊感情」について中島輝さん著者の『自己肯定感の教科書』を読んだ感想と自分なりの考察を記事にしてみました。

著者はこの本の中で、自己肯定感を 
「一本の木」にたとえて説明してくれています。
「自尊感情」は木にたとえると、
「根っこ」のようなもの。
根っこが深くなければ木は倒れてしまうと。

本当におっしゃるとおりだなあと。
根っこを意識して育てていこうと思う。

前回の記事はこちら↓

で、今回は二つめの「自己受容感」について。

 ありのままの自分を認める感覚
ー何度でも立ち上がる強さを身につけるー

『自己肯定感の教科書』中島輝 著

自己受容感とは、
自分の「ポジティブな面」「ネガティブな面」あるがままに認められる感覚。
『嫌われる勇気』の中でも
仮にできないとしたら、その「できない自分」を ありのままに受入れ、
できるようになるべく、前に進んでいくこと。
60点の自分をそのまま60点として受け入れた上で、100点に近づくにはどうしたらいいかを考えるのが
自己受容と説明している。
そもそも、100点満点の人間などひとりもいないのだということを積極的に認めていきましょうと。

なるほど~。
セラピストの時、店舗リーダーをしていたときはとくに完璧主義だったかも、とこれを読んで振り返った。
周りに求めるのではなく(無意識にそういう発言をしていたかもしれないが)
「自分がやらなければ~」という意識が
大きかった気がする。
そして肉体の痛みという形で強制終了が入り、
バーンアウトした。

もともと潜在意識の中に「不足感」が多くあった私は、(このこともここ1ヶ月の間で気づいた)
「もっと、もっと」を求める習性が
いつの間にか出来上がっていたように思う。

自己肯定感は揺れ動くものだから
一喜一憂しなくていい。

自己肯定感は総量が多い人と少ない人がいる。
ー生まれ育っていく過程で自己肯定感が強くたくましく育まれている人と、弱く揺らぎやすい状態のまま大人になる人がいる。

どんな自分にもOKを自分自身に出せることで、
自己卑下や自己嫌悪、罪悪感などの思考も薄らいでくれるような気がする。

また、著者は「自己受容感」を木にたとえると、
「幹」のようなもの。
しなやかでなければ木は折れてしまう、
と表現している。

逞しく太く育てていきたい、と思う。
自己受容が進むとおそらく周りの人々に対しても
寛容でいられるなぁと思う。

完璧な人なんていないし、そんなの窮屈だし。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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葉っぱ
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