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まるでうま味の宝石箱・「だししょうゆ麹」で時短調理!
先日しょうゆ麹を仕込む時、ちょっとした思いつきで
「だしになるもの入れたら、めんつゆみたいに使えるのでは・・・?」
と、昆布とかつお節を入れて仕込んでみたら、なかなか有能な調味料「だししょうゆ麹」が出来上がりました♪
料理の味付けがだししょうゆ麹だけでもバシッと味が決まるスグレモノです。
![](https://assets.st-note.com/img/1682055629050-5qb94nEHe9.jpg)
だししょうゆ麹の作り方
材料
麹(生または乾燥) 200g
しょうゆ※生麹の場合 300ml
しょうゆ※乾燥麹の場合 380ml
昆布 5g(5×7cm程度のもの1枚)
かつお節 1~2パック(小分けのもの)
![](https://assets.st-note.com/img/1682055089860-bJMflmgBY2.jpg)
作り方
1.清潔な保存容器に麹を入れる。
![](https://assets.st-note.com/img/1682055110485-WtUOBeWwMR.jpg)
2.麹の上に細かく砕いた昆布とかつお節をのせる。
![](https://assets.st-note.com/img/1682055179680-36sVcfS6GR.jpg)
3.しょうゆを注ぎ、よく混ぜる。
![](https://assets.st-note.com/img/1682055215170-3suBOoNpSN.jpg)
4.ヨーグルトメーカー58℃で10時間加温する。途中3~4回混ぜる。
![](https://assets.st-note.com/img/1682055241535-xuhlzz238X.jpg)
5.出来上がり。清潔な容器に入れ、冷蔵庫で保存する。2ヵ月以内で使いきるのがオススメ。
![](https://assets.st-note.com/img/1682055273206-UeF20aCSGC.jpg)
うま味たっぷり・だししょうゆ麹
そもそもしょうゆ麹自体、うま味成分であるグルタミン酸が豊富で、その含有量はなんと塩麹の10倍!
しょうゆそのものの風味と香りに、まろやかな甘みやコクが加わっているのでとっても美味しいのです。
さらに昆布にもグルタミン酸が含まれていて、そこにかつお節のうま味成分であるイノシン酸が加わると
もううま味の宝石箱状態に。
冷ややっこにのせても美味しかったですし、納豆のタレとして使用するのもおすすめ!
![](https://assets.st-note.com/img/1682055311712-5AHwcoRaCO.jpg)
和風顆粒だし的なものを使いたくなるようなお料理にもってこいです。
ちなみに、下の写真の料理に使用した調味料はすべてだししょうゆ麹のみ!!(油やとうがらしは除く)
砂糖やみりん、塩など他の調味料は一切使っていません。
だししょうゆ麹しか使っていないので、調理がとっても楽でしたよ。
だし巻き卵もとても美味しくできました。
発酵食大学のスタッフ内では、にんじんしりしりが好評でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1682055332133-ybZRK2iRyJ.jpg)
汁ものなど、麹の粒がちょっと気になる料理にはあらかじめミキサーにかけたりすり鉢ですりつぶしておくといいでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1682055359618-PLCiDRQYKJ.jpg)
だししょうゆ麹を何度か試作しましたが、かつお節を多め入れると美味しくできました。
活用レシピはまたの機会にご紹介しますね!
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