飲食店のコロナ対策総括②続けていくために。
看護師が経験0で飲食店を開業した記録。
3年目に突入しました。2020年10月、福岡で
“昼から飲もう、日替わりおかずと楽しいお酒”「博多okatteふじコ」をグルメタウン薬院に開業。開業前の様子からnoteに綴ってきました。
わたしの最終目標は、看護師を副業にすること。『飲食店×看護師』の発想で何が出来るか、出来ているのか。
気付きや考えていることを書き綴っています。
5月の連休明けから新型コロナウイルスは5類に扱いが変更されます。
何が変わるか??
①濃厚接触者の扱いが無くなる
②療養(自宅隔離)要請が無くなる
③コロナ対象の医療保険の縮小加速、無くなる?新たな設計?
季節性インフルエンザと同じ扱い(解釈)になる
病院だと、感染を広げないために、解熱後48時間は出勤停止となっていました。
学校など児童の集団教育の場は学校保健安全法に基づいて登校の停止や学校の学級閉鎖が定められています。会社、事業者では就業規則への定めが無い限り、出勤停止を命ずることは出来ないという労働基準法上の取決めが有ります。社則ルールに基づく判断と個人のマナー意識に委ねられています。
『歓迎会はまだしない』5類になってから💡
ある会社の方が、5月以降に歓迎会を予定しているというので、理由を伺うと、そう仰っていました。罹患者が発生しても、5類以降は出勤停止への影響が少ないく、業務上の損失が少ないという判断なんだそうです。
コロナが5類になったら増える?とかいうワーワー言ってる人も一部には居ますが、明らかに弱毒化したコロナ。生活を優先する、コロナ禍に出来なかったことを取り返す、良い時期に入ったと殆どの方が肌で感じているのではないでしょうか。
というのを前提状況として考えます。
飲食店に求められる感染対策とは?
前回、感染対策は実現性と継続性のあるものが良いという話をさせて頂きました。
決まったことを、誰がやっても同じレベルで、毎日続けられることが大切です。今日は出来なかった、とならない範囲に抑えておくことが肝です。
営業しながら、出入りするお客さんを対応しながらは、同時に実現していくことはかなり難しいと思っています。病院の時でも、感染対策を特定の範囲で強化しなければならない事案が生じた時、実現性は日々の業務状況や個人のスキル、忙しさにかなり左右されていました。
置いてるだけのアクリル板は、唾や埃がたくさん付着したまま・・・装着しっぱなしのゴム手袋・・・だったら止めたが清潔よね、と思うのです。
アクリル板は捨てました。→過去の記事を参照ください。
🏥簡便な対策で、かつ清掃を兼ねたものが良い
当店では、以下を実践しています
これで感染対策???と思われたでしょう。
私は、飲食店で感染対策は難しいと、言っています。
出来ることを最大化して行う事が大切なのです。感染対策の前に、まず、衛生面の確保です。
🏥お客様にもキレイの意識を持って頂く
清潔に使う、清潔に使って頂く事は、予定外の清掃作業を発生させる事を減らし自分の負担軽減になります。予定外のことが起きなければ時間が生まれ、余裕を持った対応や清掃、清潔配慮が出来やすくなりますね。
お客様に、私の気持ちを伝え、清潔に店内を保つことをお願いすることは、双方の安心に繋がると考えています。例えば、
①おしぼり以外にウェットティッシュを置く
コストがかかります。おしぼりだけでも良いかもしれません。
でも、「いつでも手を拭いて良い」というイメージを持って頂くことで、こちらから言わずとも手を小まめに拭いたり、洗ったり、消毒されたりと、『手をキレイにしておく』という意識に繋がって、対処行動をして頂けていると感じています。
話を少し足すと、
清潔、清潔、と連呼しましたが、
清潔というのは医療用語では以下の通りです。
対して、一般的な常用語では
と定義されています。
感染対策は医療用語の清潔の確保を指しています。
でも私は、飲食店で求められるものは、キレイを感じる衛生的な環境で十分だと思うのです。出来ないこと、出来てない事を無理やりやる必要は無い。さもやっているかの様なことはもっと良くないと思います。
何故なら、お客様も選んで訪問している訳なので、お客様の目利きで不衛生、何かの不安を感じられたら、二度と来ては頂けない・・・・・
そんな厳しい、世界じゃないですか。
飲食店は。
だから私は、背伸びをせず、無理をせず、無理を作らず、コストとバランスを取りながら、最大の安心を感じて頂けるように、店を続けること。
感染対策は実現性と継続性(2回目)笑
「ウィルスには消毒だ‼️」
そうですね。その通りですが。
でもそれもまだ必要でしょうか?
日常に。
過去の、
季節性インフルエンザ時期の様子や生活が、
思い出されます。
注)コロナ対策、医療保険制度、厚労省通達などは5月を目途に改変が加速します。自治体や厚労省のサイトより都度ご確認ください。
2020年コロナ禍に開業した看護師です。ワクワクが止まりません。Withコロナはまだ続きますが、継続していけますように応援お待ちしております。