ねむーくなれー

○まずは眠りを助ける食べ物のお話

NYで栄養と睡眠の研究をしているマリー=ピエール・サン・オンジュ博士の研究結果によると、「メラトニン(夕方になると上昇するホルモンで、睡眠を促進する働きがあります。)は、

トリプトファンと呼ばれる食事性アミノ酸に由来していて、

なかでも野菜や果物、魚、全粒粉を多く摂る食事をしている人は、

そうでない人に比べて不眠症のリスクが 35 %低く、熟睡できる確率が 1.4 倍も高かった」と研究結果を発表しています。


特に魚、ナッツ、種子などの食品には、メラトニンを生成するトリプトファンが多く含まれていることから、「眠りにつきやすく、長く眠れる」食品であると述べています。


さて、本題の眠りが深くなる呼吸法ですが、

眠りが浅い方に多いのは、

ベッドに入ってもリラックス出来ずに、

精神的な興奮が続いている

そんな状態が続いています。


では、なぜこの状態からリラックスするのが難しいのか?

それは普通の状態からいきなりカラダの力を抜いても、軽いリラックスしかできないから。

実は深いリラックスのためには深い緊張が必要になります。

では、手軽に感じられる深い緊張は?

それは我慢の限界まで呼吸を止めることです。


読まれてる方の中には「え?そんなことで緊張するの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、呼吸を止めることは本能的に死の恐怖と直結しているのでカラダも心もかなり緊張します。


さて。ここで説明する呼吸法ですが、

実は軍隊で教えられている呼吸法でもあります。

なにしろフルストレスの戦場でも

兵士はフルパフォーマンスを求められますが、

そのためにはぐっすり寝ないといけないので。

そこで使われているということは、

どのくらい効果的なのか

お分かりいただけるとおもいます。


今回はバージョンⅠとⅡを説明しています。


どちらもベッドに仰向けに寝て行います。


○バージョンⅠ

慣れるまではこちらをオススメします。


①鼻から息を吸い込みつつ、ゆっくり頭の中で数を数えながら全身に力を入れます。


②息を吸い切ったら我慢の限界まで息を止めたまま全身に力を込め続けます。この時も数を数え続けています。


③我慢できなくなったところで口からゆっくり息を吐きながら全身の力を抜きます。


④ゆっくり時間をかけ呼吸を整えます。


①と②で数を数え続けているのは、

あなたの脳を緊張させ続けている思考を止めるためなので、音楽や周囲の音にも注意を向けないほうがいいです。


この呼吸法を数セット繰り返す場合は④の休憩をしっかりと時間を取ってください。

ここでリラックスするのが目的なので。


簡易バージョンⅡは

この呼吸法を息を吸いながらではなく

息を吐ききってから息を止めるようにします。

ただ、このやり方は本能的に死の恐怖が強くなるのでバージョンⅠに慣れてからやっていただくようおねがいします。



ではおやすみなさい!









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