向こう見ずさんのDIY #2 ドアノブ交換
DIY記事のコンセプト
※コンセプトは業者代金部分以外、#1と同じです。
以前お読みいただいた方は飛ばしてください。
いざ行動しようとなると石橋を叩くどころか、そもそもこれって石橋⁇ってくらいに疑ってかかりなかなか行動できないわたし。
そんなわたしがあとさき考えず動きだしてしまうのがDIY系の作業。面倒くさがりで、まあいいや、やっちゃえーって。
さらに、ここ数年、築30年を超えるわが家の老朽化にともない、ちょっとした修繕を必要とすることが増えてきました。
専門の業者さんに頼まなくても自分でできることは結構たくさんあるんですよ。
(ちなみに今回のようなドアノブ交換を業者さんに依頼すると作業代のみで5,000円~といった感じでした。)
そこで、あまり深く考えず「ツッタカタ〜とやってみよう」で始めたDIYの注意点など気づいたことをシェアしていきます。
ドアノブ交換
今回交換するのは浴室のドアノブです。
浴室は湿度が高く、ドアノブにサビやカビがつきやすくノブ自体が回りにくくなりやすい場所です。
わが家のドアノブはラッチといわれるカチャカチャと出入りする部分が引っ込んだまま戻らなくなりました。
入浴中、しっかりと閉まらず心許ない状態。湿気も浴室の外に出ていってしまいます。
ひょっとして自分で交換できるのでは?と思い調べてみるとYouTubeに交換動画があり、近くのホームセンターに適応サイズのドアノブもあったのでDIYにトライ!!です。
ドアノブを購入するときに注意すること
交換用のドアノブを購入するとき、必要になる部分の寸法を下の画像を参考に測ってください。
商品に浴室用やトイレ用などのほか、以下のサイズが記載されています。
①バックセット:ドアの端からドアノブの中心まで
②扉厚
③×④ラッチフロント
⑤ビスピッチ:ラッチフロントを留めているビスの中心間の長さ
元から付いていたドアノブが古すぎて規格が変わったのか、完全にサイズが一致するドアノブはありませんでした。そのため、ラッチフロントの縦の長さ(画像の③)だけ違うもので今回は対応しました。
古いドアノブの取り外し【今回のハイライト】
まずは古いドアノブを取り外します。
実はこれが一番大変な作業になりました。
以下写真の順に解説します。
①ドアノブの細い部分にある横長の穴。この穴の写真でいうと右端に千枚通しを差し込み、ドアノブの手で持つ部分を抜いて外します。
②写真の赤矢印で示した部分にマイナスドライバーを差し込み、少しずつ浮かせて外します。
③上下を固定しているネジを外し、ドアノブ部分を取り出します。
④ラッチ部分を留めているネジを外し、ラッチ部分を取り出します。
この取り外しが今回のハイライトとなったのは、手順③で外すネジ2つのうち下のネジが全く動かなかったからです。
このサビついて動かなくなったネジを外すために取った行動は以下です。
・KURE5-56でサビを落としてみる
・ネジにプラスドライバーを刺し、ドライバーのお尻部分をかなづちなどで叩いて衝撃を与える
・モンキーレンチでネジをはさんで回してみる
・チャッカマンでネジ周りを温める
この中で最も効果があったのが「温める」でした。
温めることで金属が膨張します。金属の温度が下がる時にネジがちぢんで、ほんの少しすき間ができ外れやすくなるそうです。
尚、温めるときは、近くに熱に弱い素材のものがないか確認してから火など使ってくださいね。
何度も叩いたりサビとりしたりしていたので、ネジの頭が少しナメてしまい回しにくかったのでネジすべり止め液も使用しました。
こどものゲームコントローラーを修理するときに使ったネジすべり止め液が残っていて助かりました。
新しいドアノブの取り付け
新しいドアノブを商品に書かれた説明の手順で取り付けます。
新品の製品なのでネジもよく回り作業はかんたんに終了。
取り外し作業と差がありすぎ、あっけない終わり。ネジを外せられたときのほうが達成感がありました(*^^)v
まさかの事態をのりこえて
無事にドアノブの交換が終わって一件落着といきたかったのですが、ここで落とし穴が。
かなり強くおさえたり引っ張ったりしないと完全にはドアが閉まらなかったのです。
家族によろこんでもらえると思っていたのに、ネジが回らなかったときくらいあせりの汗がでてきました(-_-;)
いやーでも失敗慣れしていると機転が利くものでドアノブが動かせないなら受け口の方を動かせばいい!!って気づけるだけの経験値がたまっていましたよ。
さいわい受け口側のネジをゆるめてみると位置をずらすことができ、年老いた母でも力が弱いうえに面倒くさがり屋の娘でもきっちり閉められるドアになりました。
これで本当の任務完了。
さて、第3弾があるかどうかは神のみぞというか家のみぞ知る状態です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ちなみに第1弾の記事はこちら↓
お読みいただけたら、うれしいです。