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大ロシア主義の西方拡大の起点はチェチェン戦争。その帰結がウクライナ全面侵攻だ。1995年から16回チェチェンを訪れたことを下敷きに、「大帝国」にあらがう少数者の姿を見て聞きます。…
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再生
まだわからないが、歴史が動くかもしれない。ウクライナと北コーカサス
長年チェチェンでの平和と人権の回復を求めてきたチェチェン連絡会議は、昨年ロシア軍のウクライナ全面侵攻から2年目を前にして、パネルディスカッションを開催しました。 現在、ウクライナをめぐる状況は極めて厳しい現実に置かれています。昨年6月に始まったウクライナ側の反攻は停滞する一方、東部などではロシア側の人命を顧みない大攻勢が続いています。 ウクライナ側は必死の防衛・反撃を行っていますが、イスラエルによるパレスチナ・ガザへの大規模な攻撃も続く中で、欧米からの支援もウクライナが思うようには進んでいません。 そういう中で、チェチェン独立派を中心とした諸民族が結束して、ウクライナのクリミヤ解放を突破口とした、北コーカサス山岳民共和国連邦の再興を構想する動きが出てきています。 侵攻から2年目を前に今回はこれらの動きを紹介するとともに、日本の平和・リベラル派で相変わらず繰り返されている、ウクライナ問題に対するおかしな言動についても考えました。 <ウクライナ問題を理解するためのチェチェン連絡会議のサイト(note)> https://note.com/chechenkaigi