食あたり=食中毒について調べてみた。
娘が仕事帰りにお友達と外食してくると予定していた日、翌日は休みなので、ゆっくりしてくると思っていたのに夕食前の早めの帰宅。
「食事は済んだ」といいながら、お腹に手を当てて浮かない顔をしている。お腹の調子が悪いようだ。
「胸がムカムカする」「お腹が痛い」
珍しく頭痛以外で不調を訴える娘に、最初は食べ過ぎで胃もたれしているだけだと思い、安静してれば治ると様子をみていたが、どうやらそうでもなかった。
子供が小さい頃は、お腹の薬も常備していたのに、今は片頭痛のための頭痛薬ばかり。胃粘膜には良いという牛乳もその時なかったので、ヨーグルトをたべるようすすめて様子をみることにした。
どこで食事したのか聞くと、家族でも行った事がある「手打ち麺のつけ麺屋」。魚介類の出汁と豚骨の出汁も合わさったこってりスープと、食べ応えがある自家製麺が評判のお店。
行くたびに美味しくいただくのだが、娘はそれに生卵をつけるのが好きで、食べる早さも結構早い方である。
夜中、吐き気が続いていた娘は、とうとう吐いてしまった。トイレに間に合わず、台所のシンクに吐いたのを詫びながら「あ〜スッキリした」という。
それならばと、シンクの掃除を娘に任せて、未消化分を体外に排出できたことに私は一安心。これで元気になるだろうと思っていたがそうでもなかった。
翌日も不調は続いていて、食欲もなく、私がコンビニで買った胃もたれの薬や整腸剤を時間をおいて飲んでいる。
それでも午後、出席するだけの仕事があると出社する娘、「休んでもいいんだよ」と上司に労われたらしく、次の日は朝から横になっていた。
2日目になると胸焼けは治っているし、気分もよくなっていると病院には行かずに休んでいた。
夕方、少し脇腹が痛いといっていたが、食欲もでてきたので、ゆっくり食べるように声かけしながら食事をさせる。(なかば小学生か?と思いつつ、)
娘はせっかちである。空腹感が満たされたら、もう他のことに興味がいってしまうところがある。そんなふうだと、内臓(胃や腸)だってゆっくり働くことが出来ないだろう。
食事の時は、噛む回数は少ないより多いほうがいいらしい、下の子はなぜかそれを意識して回数を数えながら食事をしていたことがあった。そんな話はあとで聞いたのだが、私はまったくもって、噛む回数は意識した事ないし、腹痛の経験もあまりない快食・快便の持ち主。
なので、上の子の腹痛の状態がどんなものがよくわからないところがある。
それで、食あたりについて調べてみました。
🟡食あたりと食中毒は同じ意味
食中毒の「中」は、「あたる」という意味で医学用語。
🟡食あたりはどうやってわかる?
食事後、数時間してから下痢、腹痛、嘔吐、発熱などの症状が起きた場合、食中毒が疑われる。(娘の場合、熱はなかった)
🟡原因
食中毒を起こすもととなる細菌(さいきん)やウイルス、有毒な物質がついた食べ物を食べることによっておこる。
サルモレラ菌:十分に加熱していない卵・肉・魚
黄色ブドウ球菌:ヒトのひふ、鼻や口の中にいる菌。傷やニキビを触った手で食べ物を触ると菌が付きやすくなり。そのため、加熱した後に手作業をする食べ物が原因。(おにぎり、お弁当、巻きずし、調理パン)
腸炎ビブリオ菌:生の魚や貝などの魚介類が原因(さしみ、すし)
カンピロバクター:十分に加熱されていない肉(特にとり肉)や、飲料水、生野菜などが原因。ペットからの感染も。
腸管出血性大腸菌:十分に加熱されていない肉、よく洗っていない野菜、井戸水やわき水、症状が重くなると、死ぬことも
ノロウィルス:十分に加熱されていないカキ、アサリ、シジミ
E型肝炎ウィルス:十分に火が通っていないブタの肉やレバー
3日目には、元気になって出社した娘、本人いわく「生卵にあたったかな」といっているが、仕事帰りの疲れた体にあの店独特のこってりスープも重かったのか、(我が家ではだせない味なのに💦)
家族の中で一番、体調が不安定になりやすい娘、それでも責任感が強く仕事を頑張っているが、趣味に走りやすい傾向がある。
もう少しゆっくり時間を過ごしたほうが体にも良いのではと母親は思っているし、家族が健康でいてくれるから、母も好きな事ができるのです。
とにかく、回復して良かった!
今日はここまでにします。
読みに来ていただきありがとうございました。