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本当の自分を生きる。2021年を振り返って・後編

今年最後のnote記事・後編です。

前編のnote編はこちら。

後編は私の個人的な1年の振り返りです。
よろしければお付き合いください。

◎今年良かったことベスト5

1.一軒家に引っ越した

一軒家に住むのは、私の長年の夢でした。

noteをお休みしていた間、運よく掘り出し物の物件を発見。毎日のようにスーモを見ていた夫のおかげです。
平日の大雪の中、ガッタガタの路面を走って内見に行き、その場で決めたのが大きな決め手となりました。
建売だったものの、契約が早かったため一部の壁紙をこちらで決められたのも嬉しかったです。

引っ越しに伴い、息子の転園や新しい放課後デイサービス(育児ノイローゼだったので、私の負担を減らすため)の契約、家具選びに断捨理、引っ越し後の片付けなど色々大変でした。

それでもお釣りがくるくらいです。
賃貸だからと過度に気を遣って、息子に「どんどんしないで!」と怒らなくて済むようになりました。
家族でマリオカートや桃太郎電鉄をプレイしながら、大笑いして過ごせています。

2.新しい挑戦を始めた

前編でも書いた、手帳と文房具の個人メディアの立ち上げに挑戦しています。

細部は変わっていますが、決意表明時の記事を貼っておきます。

3.家族や親しい人に久しぶりに会えた

新型ウイルスの感染が落ち着き、合間をみて妹を自宅に招いたり、前職から交友関係がある方々と久しぶりに会えました。

自粛期間中に私も変わったのか、以前よりも肩肘張らず気楽に話せるようになりました。
同じテーブルに着いて、おいしいものを食べながらとりとめのない話をする。
それだけのことが、とても貴重な時間なのだと思うようになりました。

4.自分の軸を大切にできるようになった

noteでの発信がのびのびできるようになり、「人からどう思われるか」から少しずつ「自分がどう思うか」に重きを置けるようになりました

また、「ワクワクリスト(ウィッシュリスト)」や「ビジョンボード」を作り、身の回りのものを整えたり、自分がなりたいスタイルにイメチェンして充実感を味わっています。

しばらく縮毛矯正のひとつ結びでしたが、先日パーマをかけていい感じです。

5.お笑い芸人・錦鯉のまさのりさんにハマった(ここだけ長いです)

昨年のM-1グランプリで注目を集め、今年2度目の決勝で見事に優勝した錦鯉

私は10代後半の頃、中川家にハマって以来のお笑い好きです。
ライブやネタ番組もよく観ていたのですが、近年は個人的にツボな芸人さんがなかなか出てきませんでした。

昨年のM-1も個人的にいまいちだった中、錦鯉のパチンコネタ「CRまさのり」だけはひどく印象的でした。
パチンコ玉みたいな頭をした強面のおじさんが、身体を張ってパチンコ台をやっているだけでまずおかしかった。
私は「レーズンパンは見た目で損してる」派です(昔食わず嫌いだったから)。

その錦鯉が今年も決勝に残ったと知り、M-1を数年ぶりにリアルタイムで視聴。

今年のファイナリストはどの芸人さんも面白くて、「オズワルドいっちゃうのかな~」「インディアンス上手いな」と思いつつ「あわよくば錦鯉に優勝して欲しい」と、最終決戦の審査ではテレビの前で祈っていました。

まさか本当に優勝するとは思わなくて、今までで1番心に残ったM-1でした。

「バカをたしなめている」、淡々と鋭い切れ味のツッコミを繰り出す渡辺さんもさることながら、やっぱり好きなのは50歳で全力のおバカを貫く長谷川さん(以下、まさのりさん)。

元々下らないネタが好きなのと(サンシャイン池崎やコウメ太夫など)、同じ道産子なのもあり、M-1以来まさのりさんが「推し」になってしまう始末です。
年末年始の出演番組をほぼ録画、1月9日には「情熱大陸」にも出るので楽しみで仕方がありません。
久しぶりに全力で応援したい芸人さんです。

まさのりさん、実はnoteアカウントもあります。更新は停止されているようですが、書いてくれないかな……でも当面は引っ張りだこで手が回らないでしょうね。

近いんだよ(後頭部をはたく)。

◎苦い経験から生まれた私の信念

もちろん、良いことばかりではありません。
苦い経験から生まれた私の信念と、嫌なことに対するお守りの言葉を紹介します。
具体的なエピソードは省略します。

信念は以下の3つです。

  • 不誠実な人間を許さない

  • 機嫌の悪い人間には絶対負けない

  • 失礼な人間の美意識は信用するに値しない

「白川さん」の教え

3つ目の信念は、ある漫画のセリフです。

12月、ダウンしてしまった私に妹が教えてくれたのが、漫画「メンタル強め美女白川さん」でした。

営業事務OLの白川さんは、美人であるが故に妬み・ひがみを受ける毎日。それでも確固たる信念を持ち、凛とたくましく生きています。
孤高の存在に惹かれ、白川さんの周りには徐々に「仲間」が集まってきます。

私が最も感銘を受けたのがこのセリフです。

このセリフは、過去の自分にまで時を超えて届きました。
美意識はもちろん、言葉だって、失礼な人から放たれたものは信用しなくていい。どうでもいい、忘れていいものなのです。

以来、白川さんの一言がお守りになっています。

嫌な出来事も、ふと思い出した時「そういえばそんなこともあったね! ハハッ!」とミッキーマウス風に笑い飛ばせたら最高です。

◎今年影響を受けた本(著者名は敬称略)

今年はひそかに「年間読書数100冊」を掲げていました。
さすがに100冊はいきませんでしたが、図書館で借りた本も多かったので、漫画も含め50冊以上になりました。

その中から、特に影響を受けた本を3冊+α挙げます。

1.書く習慣(著・いしかわゆき)

前編でも紹介した「書く習慣」。この本を読まなければここまでnoteを楽しめなかったでしょう。

初心者の方から、私のように書きあぐねいていた方まで、非常に分かりやすく親しみやすい内容で「書くこと」「発信」を後押ししてくれます。

それっぽいことを小難しく書くよりも、分かりやすく書くのは難しいことです。
いしかわゆきさんはnoteなどの発信も独自の切り口で興味深く、本書を読んで以来拝読しています。

2.世界一やさしい「やりたいこと」のみつけ方(著・八木仁平)

著者独自の「自己理解メソッド」が気になり、手に取ってみた1冊。
比較的やりたいことをやっていた私でも、自己理解を深めた結果思いもよらない方向へ舵を切ることになりました。

印象的だったのは、自分が好まないタイプの人間にまで手を貸そうとしなくていい、といった内容でした。
線引きするのは人生の平穏を保つことにも繋がります。

実際の自己理解メソッドをやった過程も載せた感想記事はこちら。

3.起業は1冊のノートから始めなさい(著・上野光夫)

個人メディアを立ち上げると決め、関連書籍を買いに行った際偶然見つけた本です。

発行年数は2013年とやや前ですが、色褪せない知識が得られます。
ノート術の要素も兼ねた起業関係のビジネス書です。

この本を読んでから、Webライターの仕事用に使っていたニーシモネのA4パッドを個人メディア用に転用しました。

アイデア300個ノックを推奨してくるなどストイックな面もありつつ(やっと半分くらい書きました)、誠実な文章に著者の人柄が伝わってきます。

次点…「わたしらしさを知る マイノートのつくりかた」「続けるほど、毎日が面白くなる。もっともっとマイノート」

整理収納アドバイザーのEmiさんによる、ノート術の本です。
とっつきやすく、特に最近出た続刊の「もっともっとマイノート」は書くことでどのような効果が得られるのか、より掘り下げた内容です。
何か書き残したい、よりよい暮らしをしたい方におすすめです。

感謝を込めて〜「本当の自分を生きる」とは

今年は私生活に大きな変化がありました。
また、noteを基軸として良い方へ向かっていけていると実感しました。
ここ数年で一番充実した年だったと思います。

そして色んな方と出会い、本当の自分をオープンにして生きられるようになった

私はずっと、「いい子をやめたい」と思っていた時期があります。
嫌われないように当たり障りのない振る舞いをして、だけどやっぱり自信がないのが表に出るので、結局邪険に扱われることもしばしばでした。

本当の自分を生きるとは、どういうことなのか。
今の私が出した答えです。

「自分がどうしたいか」に重きを置き、
雑音には耳を貸さず、
信じたものへひたむきに突き進む

そう思えるようになったのは、本音を言い、自分なりのペースで発信を続けてきたからです。
私に限らず、noteは「本当の自分らしくいられる場所」なのかもしれません。

◇◇◇

来年はいよいよ個人メディアが本格始動します。
家のこと、家族のことを第一に、やれるだけやってみます。

改めて、noteでの出会いに感謝を込めて。
来年もどうぞよろしくお願いします。

よいお年をお迎えください!

※表紙画像はみんなのフォトギャラリーより、suzuさんのイラストをお借りしました。ありがとうございます!

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おおやまはじめ/手帳と暮らしのライター
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