「生きて」
君が居なくなっても僕は悲しくない。
そんなこと、そばにいる時は言えなかった。
居なくなってわかることの方が心に染みるのはなぜだろう。腐った心が出した答えは、この先君と会えないと決めつける悲しい感情だけだった。
だから今、僕は君と長いお別れをしたんだと思うから。その煙のようなモヤモヤした君で前が見えなくなっても残りの人生生きていく。
そして必ず君の元へ行くから。
どうすればもう一度会えるかな。
もし良かったら君も考えといてくれると助かるよ。
僕はこの世で、君はあの世で
とにかく生きよう