ブックガイド(129)「この場所、何かがおかしい 」(最東対地)
おかしなものを観察する探訪記。ここでの「おかしい」は怪しい、可笑しいなど色々な意味を内包してる。
街を歩いていると遭遇する、予想もつかないおかしなモノ。現在だとyoutubeの怪奇系チャンネルでよく見るネタだが、以前は書籍でリリースされることが多かった。いわゆる「珍百景モノ」のブログ本である。
この本の面白さは、関西人である再東氏のセンスで再解釈していることかな。
私の地元・愛知県のネタも二話入ってる。
「この場所、何かがおかしい 」
(追記)
小説家にとってのインプットは書物や知識だけではない。この本に書かれたような、場所やモノに対する「印象」や「体験」もまた、重要なインプットなのだ。ってことを再認識する俺であった。