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【美容学校の闇】モラルが崩壊した職場① 意識だけは高い後輩とは?
はじめに
皆さんは、どんな人と一緒に働きたいですか?
私は「意識だけ高い人」とは、二度と一緒に働きたくありません。
裏を返せば、
① 欠勤が少ない人
② 仕事を選り好みして放棄しない人
と一緒に働きたいです。
「そんなの全部当たり前だろ」
「バイトの話?」
「どんだけモラルが低い人の話をしてるの」
と思う人がいるかもしれません。
しかし、私が働いていた美容学校では、私と同じ「就職担当教員」たちは、
“頻繁に欠勤する”
“好きな仕事しか手をつけない”
のが当たり前…という有様でした。
今回は、美容学校の闇「モラルが崩壊した職場」、“崩壊のきっかけ”についてお話しします。
※あくまでも私個人の見解になります。
モラルが崩壊した職場
・きっかけは一人の後輩
私と同じ「就職担当教員」たちのモラル…それが崩壊したきっかけは、“一人の後輩社員Aくんの中途入社”でした。
私が美容学校に入社して5年目くらいの頃、中途入社してきたAくんは、“意識だけは高くて仕事ができない人”だったのです。
※美容師さんの名誉を守るために言っておきますが、Aくんは元美容師ではありません。
・「意識だけは高い人」とは?
“意識だけ高い人”とは、Aくんはどんな人だったのかお話しします。
Aくんは、中途入社するや否や、
やたらと「カタカナ言葉」を使って、
「前職の経験で人材紹介の知識があります!」
「勉強してます!」
「新しいことにチャレンジさせてください!」
と上司にアピールしていました。
とにかく、毎日毎日パワポばかり作っていましたね。
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しかし、Aくんは、いざ“自分の提案が上司から評価されて、採用されても、その仕事を最後までやりません”。
それどころか、“事務作業のようなルーチンワークさえ放置して、頻繁に欠勤する”ので、私は何度も尻拭いをする羽目になりました。
とにかく「目の前の仕事」にきちんと取り組まないのです。
張り切って取り組むのは、学生の面談や面接練習など、学生の前に立つ仕事、「先生役」ができる仕事だけでした。
それでいて、Aくんは、
・学生の落ち度を見つけると、「今時の学生は口だけっすよね〜」と馬鹿にして笑う。
・上司から「就職担当教員の求人を出す」と聞くと、「俺に求人広告を作らせて欲しい」と言い出す。
・朝礼で理事長から「人事部を設立する」と聞くと、「俺は人事に向いてますね〜」と宣う。
…といった調子なので、私のAくんに対する苛立ちは、募る一方でした。
・「意識だけは高い人」の心理
仕事をしないのに、意識だけは高い…一見矛盾しているAくんですが、その心理に存在するのは、安直な「承認欲求」だと思います。
彼は仕事を通じて“人の役に立ちたい”のではなく、“すぐに自分が「すごい」と言われたい”だけ…。
だから、“自分の提案が上司から評価された時点で、満足し切っている”ので、提案が採用された後のことには、大して興味も責任感もありません。
事務作業のような“見えにくい仕事”にも手をつけたくないのです。
しかし、美容学校の「就職担当教員」の仕事は、基本的に「黒子」ですし、中長期的な取り組み・事務作業も少なくありません。
Aくんのような“意識だけ高い人”は、そういう「地道な努力が必要な仕事」と非常に相性が悪いと思います。
最後に
今回の記事は以上になります。
次回は引き続き、美容学校の闇「モラルが崩壊した職場」、“堕ちた教員たち”についてお話しします。
このnoteでは、私が約10年間「美容学校の就職担当教員」として働いていた時の体験談に基づいて、美容業界の新卒採用の裏側や、美容学校の裏事情など、美容業界の闇を曝け出していきます。
コメントや質問などもお気軽にいただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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